Record China 2014年6月22日(日) 15時(shí)30分
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昔、中國(guó)の有名な作家、魯迅は言いました。「道は初めからあったのではない、人が歩いて道になったのだ」と。寫真は義勇軍行進(jìn)曲を作曲した聶耳の記念碑。2枚目は聶耳が帰らぬ人となった海、湘南サーフィンのメッカとなっている。
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昔、中國(guó)の有名な作家、魯迅は言いました。「道は初めからあったのではない、人が歩いて道になったのだ」と。一つの産業(yè)が終わり、次の時(shí)代に移行する際、どんな業(yè)界にも「夜明け前」は來ます。數(shù)年前にNHKでプロジェクトXという番組に人気が出ました。中島みゆきのテーマ曲は紅白でも歌われました。どうしようもない困難に挑戦した多くの開拓者たち、そのなかで生き殘った砂粒ほどの成功者。後で物語(yǔ)を見れば感動(dòng)しますが、現(xiàn)実は全員毎日生きるかどうかの瀬戸際を歩いていたのです。多くの仲間が倒れて行く中、その屍を越えて行かねばならない。この言葉、かつては社會(huì)主義革命の歌で多用されました?!弗ぅ螗咯`ナショナル(國(guó)際労働歌)」や中國(guó)の國(guó)歌「義勇軍行進(jìn)曲」です。オリンピック等で散々聞かされたあの曲の歌詞は「奴隷になりたくない人々よ、我々の血肉で建設(shè)しよう新しい長(zhǎng)城を…」という生々しいものです。ブラック企業(yè)や業(yè)界で働いている底辺の人には、革命歌が応援歌に聞こえるでしょう。地獄から這い上がる方法は?明確な答えはありません。ただ見えるものは誰(shuí)かが這い上がったであろう獣道だけなのです。
【その他の寫真】
話しを本題に戻しますが、通訳案內(nèi)士も添乗員も大いに儲(chǔ)かった時(shí)代があったと聞きました。まるで石狩挽歌「海貓(ごめ)が鳴くからニシンが來ると?」の世界と同じです。しかしここにはニシンはいないのです、添乗員挽歌や通訳ガイド挽歌というべきでしょう。しかし通訳案內(nèi)士の多くがニシンのいる海まで取りに行くことを考えないのが現(xiàn)狀です。旅行社や旅行系人材派遣會(huì)社、ガイド団體からの仕事を養(yǎng)殖場(chǎng)の魚のように口を開けて待っているのです。アサイン(仕事を振る會(huì)社)する會(huì)社も漁獲量に制限があるので、割り振りは配給程度です。通訳ガイドが貧困な理由は、要するにアサインの仕事(配給)のみをあてにしているからです。蟹工船でしか働けないからです。自分で船を操船してカニを取りに行かないのが原因です。これは達(dá)磨さんと同じです。達(dá)磨の禪宗少林寺修行であれば納得いきますが、こんな方法を取っていてはどんな時(shí)代でも食えません。アサインする側(cè)に圧倒的に漁獲量がないのです。
営業(yè)出身の私には、手足を使わない狀態(tài)に何とも歯がゆく見えました。また、通訳案內(nèi)士業(yè)界である程度成功している仲間の例ですが、通訳ガイドだけの年収400萬(wàn)円超(手取り)といえば上から何番目の位置になります。しかし他の業(yè)界トップから見れば馬鹿にされる金額なのです。私が言いたいのは、もし400萬(wàn)円手取りで150日働いたとすれば、もう100から150日を増やす気持ちがあるかないかです。年齢等で體力気力の限界がありますが、この業(yè)界で過労で倒れた話は聞いたことがありません。ブラック企業(yè)に所屬しておれば、何とも極楽のような業(yè)界、通訳ガイド溫泉でしょうか。今後、通訳案內(nèi)士試験のハードルは東京オリンピックまでは下がると思われます。これだけ増えれば、ガイドフィーも下がると警告を鳴らす人もおります。でも挑戦したい方は歓迎します。インバウンド市場(chǎng)が伸びておれば、中國(guó)の義勇軍行進(jìn)曲ではありませんが、仲間の屍(脫落した仲間)を踏み越えて前進(jìn)するしかありません。
◆筆者プロフィール:水谷 浩(仁宣)
中國(guó)語(yǔ)通訳案內(nèi)士會(huì)?副代表幹事?,F(xiàn)役通訳案內(nèi)士(中國(guó)語(yǔ))の他、産業(yè)?醫(yī)療通訳等各種通訳、講演と執(zhí)筆、訪日外客コンサルとビジネスマッチング(日本と海外)を展開する。銀聯(lián)カード決済関連會(huì)社のサイトで、中國(guó)?中華市場(chǎng)向け中國(guó)語(yǔ)旅行ブログ“中日導(dǎo)游游日記”を長(zhǎng)期連載している。
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