2022年8月22日、韓國?ヘラルド経済は「韓國の小學(xué)生の間で、自殺を思わせるパフォーマンスが流行している」と伝えた。

記事によると、小學(xué)生の間で最近、YouTubeやTikTokなどに「私は失敗作なんだって」「失敗作だと言われた」というタイトルで動(dòng)畫を投稿することが流行している。人気ボーカロイド?初音ミクが歌う「失敗作少女」をBGMに、自殺を思わせる動(dòng)作をする內(nèi)容だという。この曲の歌詞には「私は失敗作だ」「いらない子なんだって」などの表現(xiàn)がある。

こうした狀況に、市民からは「いくら“ごっこ”とはいえ、度が過ぎている」と心配の聲が上がっているという。記事は「もし自分の子がこういう動(dòng)畫を公開していたらとてもショックだ。子どもたちが自殺を軽く考えることがないよう、動(dòng)畫配信サービス側(cè)は規(guī)制すべきではないか」「子どもたちが自分の命を軽く考えるような遊びをすること自體、まともな狀況ではない。教育や社會(huì)の問題として見直すべきではないか」などの聲を紹介している。

専門家はこうした“自殺ごっこ”が実際の自殺につながる可能性があると警告している。忠北（チュンブク）大學(xué)児童福祉學(xué)科のシン?ナリ教授は「自殺衝動(dòng)につながりかねない行動(dòng)」だと指摘?！感W(xué)校低學(xué)年の場合、現(xiàn)実と想像が區(qū)分できるようになる段階のため、こうした行動(dòng)を繰り返すと自殺というものに慣れ、容易に接近するようになりかねない」「ごっこだとしても、自殺のまねをするような行動(dòng)をしていたら、周囲の人がすぐに介入すべきだ」と警告している。実際に昨年12月には、小學(xué)5年生の女児がYouTubeで「小學(xué)生自殺」「この世が嫌になった時(shí)に聞く歌」などと検索したのち、自殺を選んだという事件があったという。

小學(xué)生を含む10代の若者の自殺は増加傾向にあるという。統(tǒng)計(jì)庁によると、2020年の10～19歳の自殺率は6．5％で、10年より1．3ポイント上昇した。10～19歳の自殺者のうち小學(xué)生の比率は約5％で、年間40人前後だという。あるアンケート調(diào)査によると、小學(xué)校6年生の21．9％が「學(xué)業(yè)や成績によるストレスで、ぶち壊したい衝動(dòng)に駆られたことがある」、24．8％が「自殺したいと思ったことがある」と答えたという。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「これは笑い事ではない。こういうことをする子が100人いたら、そのうち4～5人は本當(dāng)に死んでしまうだろう。大人が関心と愛情を持ってよく見てあげなければいけない」「深刻な問題だよ。子どもは子どもらしく公園で體を動(dòng)かして遊ぶべきなのに、スマホをいじってばかりいれば、こういうことにもなる」「生きることが苦痛なのは確かだからな…」「いい年をした大人の自分だってヒイヒイ言ってるのに、子どもたちだってつらいさ」「早朝から夜遅くまで學(xué)校や學(xué)習(xí)塾、習(xí)い事に大忙しの子どもたちの現(xiàn)実を考えたことがあるか？。大人がまず反省しなくちゃいけない」「子どものスマホでYouTubeや動(dòng)畫を見られないようにすべき。うちは息子のスマホにそういう設(shè)定をしている」「大人はお金に夢中、子どもはスマホに夢中」「『あなたは愛されるために生まれてきた人』という歌詞の古い曲がある。今思うと名曲だな」などの聲が寄せられている。（翻訳?編集/麻江）