中國(guó)メディアの第一財(cái)経は22日、韓國(guó)について、「高齢化の速度は日本を超える？」とする記事を掲載した。以下はその概要。

韓國(guó)統(tǒng)計(jì)庁が発表した最新の人口調(diào)査結(jié)果によると、2021年11月1日現(xiàn)在の韓國(guó)の総人口（外國(guó)人を含む）は5173萬(wàn)8000人で、前年比0．2％（9萬(wàn)1000人）減少した。総人口の減少は1949年に人口調(diào)査を開(kāi)始して以來(lái)初めて。

韓國(guó)統(tǒng)計(jì)庁の見(jiàn)通しによると、2070年の総人口は3766萬(wàn)人に減少し、15～64歳の生産年齢人口は現(xiàn)在の3700萬(wàn)人臺(tái)から1700萬(wàn)人臺(tái)まで減少する。

韓國(guó)の総人口減少の主因は、合計(jì)特殊出生率（女性1人が生涯産むと予想される平均出生數(shù)）が世界最下位水準(zhǔn)であることだ。

韓國(guó)人口保健福祉協(xié)會(huì)が國(guó)連人口基金（UNFPA）と共同で発刊した「2022年世界人口現(xiàn)況報(bào)告書(shū)」によると、韓國(guó)の合計(jì)特殊出生率は1．1で世界198位。3年連続で世界最下位だ。

國(guó)連の定義によると、人口が橫ばいで推移する合計(jì)特殊出生率は2．1。

同報(bào)告書(shū)によると、日本の出生數(shù)は毎年減少しているが、2021年の合計(jì)特殊出生率は1．28で韓國(guó)より高い。

2021年の韓國(guó)の総人口に占める幼少年（0～14歳）の割合は11．8％で、前年から0．3ポイント低下。65歳以上の高齢者人口の割合は前年の16．0％から16．8％に上昇した。2005年は幼少年の割合が19．0％、高齢者の割合は9．2％だった。

韓國(guó)の平均年齢は2020年の42．9歳から昨年は43．5歳に上がった。老齢化指數(shù)（幼少年人口100人當(dāng)たり、高齢者人口の割合）は2020年の132．5から昨年は143．0に上がった。生産年齢人口100人當(dāng)たりで扶養(yǎng)しなければならない高齢者は2020年の22．2から昨年は23．6に上がった。

韓國(guó)では4年以?xún)?nèi)に65歳以上の高齢者の割合が人口の21％を超える「超高齢社會(huì)」を迎える。亜細(xì)亜大學(xué)の大泉啓一郎教授は、韓國(guó)の高齢化率は2050年に日本を上回る見(jiàn)込みだとしている。（翻訳?編集/柳川）