2014年6月19日、英BBCによると、日本政府が政府開(kāi)発援助（ODA）として中國(guó)の非政府組織（NGO）に提供した「地溝油（下水溝の廃油や殘飯から作る食用油）」を処理する裝置が18日、天津で公開(kāi)された。20日付で中國(guó)紙?參考消息（電子版）が伝えた。

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地溝油（下水油）は排水溝や下水溝に溜まった油や殘飯から出る油をろ過(guò)?精製した安価な食用油で、中國(guó)では深刻な社會(huì)問(wèn)題となっている。日本政府は無(wú)償資金協(xié)力として1000萬(wàn)円を中國(guó)の環(huán)境NGOに提供し、4臺(tái)の処理裝置が導(dǎo)入された。このプロジェクトは滋賀県の琵琶湖の水質(zhì)保全活動(dòng)をモデルとしたもので、電気で加熱しながらカセイソーダや水などを混ぜ合わせて製造された洗剤で地溝油を安全な食用油に処理することができる。

18日、日本側(cè)の責(zé)任者で北京の日本大使館の井上直己一等書(shū)記官と中國(guó)の環(huán)境NGOの李力（リー?リー）代表が天津市の経済技術(shù)開(kāi)発區(qū)での裝置公開(kāi)イベントに出席した。井上一等書(shū)記官は、「日中関係は困難に直面しているが、政治の狀況にかかわらず、協(xié)力を著実に進(jìn)めていきたい」と話(huà)し、李代表は「このプロジェクトを通じて住民の環(huán)境意識(shí)向上につなげたい」と述べた。

日本の汚水処理技術(shù)は世界でもトップクラスとされており、狀況改善に期待が寄せられている。このニュースが日本で報(bào)道されると、日本のネットユーザーからは「中國(guó)が反日をやめてからにしてくれ」「成功を期待する。中國(guó)は地溝油だらけだから、これが成功したら日本はもうかる」といった聲が寄せられた。（翻訳?編集/藤）