2022年8月27日、中國(guó)メディアの北京青年報(bào)は、中國(guó)軍による臺(tái)灣周辺での軍事演習(xí)について、軍が初めて「常態(tài)化軍事行動(dòng)」という言葉を用いたと報(bào)じた。

記事は、中國(guó)軍東部戦區(qū)が26日、臺(tái)灣周辺の海域、空域で近ごろ複數(shù)の兵種による合同戦闘準(zhǔn)備パトロールおよび実戦演習(xí)を?qū)g施したと報(bào)告するとともに「これは臺(tái)灣海峽の情勢(shì)変化に基づき組織された常態(tài)化軍事行動(dòng)である」と説明したことを紹介した。

そして、中國(guó)軍が今年に入ってから臺(tái)灣周辺で軍事演習(xí)を活発に実施しており、特に8月2日にペロシ米下院議長(zhǎng)が臺(tái)灣を訪問(wèn)して以降は臺(tái)灣周辺の海域、空域で斷続的な軍事行動(dòng)を行っているとし、海軍、空軍、ロケット軍、戦略支援部隊(duì)、後方支援部隊(duì)などの兵力を結(jié)集しての合同封鎖、海への突撃、陸への打撃、制空作戦、対潛などの実戦的な合同訓(xùn)練を重ねていると伝えた。

その上で、東部戦區(qū)がこれまでにも「臺(tái)灣海峽方面の戦闘準(zhǔn)備パトロールを常態(tài)的に組織した」と発言してきた一方で、臺(tái)灣周辺の海域、空域で「常態(tài)化軍実行動(dòng)」を行ったと表現(xiàn)したのは今回が初めてだったと指摘している。

記事は、中國(guó)軍による臺(tái)灣周辺の軍事演習(xí)の「常態(tài)化」について、中國(guó)外交部の汪文斌（ワン?ウエンビン）報(bào)道官が9日に「わが國(guó)は自らの領(lǐng)土周辺海域で正常な軍事演習(xí)を行っている。これは、挑発者への警告であり、わが國(guó)の主権、領(lǐng)土の完全性を守るための正當(dāng)な行動(dòng)である。これが『新たな常態(tài)』となるか否かについては、主管部門(mén)に聞いてほしい」とコメントし、華春瑩（ホア?チュンイン）報(bào)道官も4日に「新たな常態(tài)になるかどうかは、米國(guó)や臺(tái)灣獨(dú)立勢(shì)力の行動(dòng)次第だ」と述べていたことを紹介した。（翻訳?編集/川尻）