中國の河南省汝州市市民が、市內(nèi)の人口湖の雲(yún)禪湖で「大きな怪魚」を目撃した件で、當局側(cè)が湖の水を抜いて捜索したところ、27日午前0時ごろに現(xiàn)生地が北米大陸のアリゲーターターガー2匹を捕獲することに成功した。飼育していた人が放った可能性があり、法律専門家は「悪質(zhì)な場合には刑事責任を追及されることもある」と警告した。

雲(yún)禪湖がある汝州市中央公園の管理事務(wù)所には、市民から體調(diào)70－80センチの「怪魚」を目撃したとの情報が寄せられていた。

公園側(cè)責任者のキ立（「キ」は「其」の下に「糸」）氏によると、最初は大型投げ網(wǎng)を使って漁獲しようとしたが失敗。次に専門家チームに依頼し、ソナーを使って位置を特定しようとしたが魚影を確認することはできなかった?！腹拄~」は騒ぎを感知して身を隠した可能性があると判斷した。園側(cè)はさらに大型巻き網(wǎng)を使い、餌を投與することで捕獲しようとしたが失敗。そのため、湖水の水を抜き取る方法を採用した。公園內(nèi)には他にも池があり、水系はつながっているので、水を浪費することはなかった。

捕獲されたのはアリゲーターターガーのオスとメスの計2匹。アリゲーターターガーは北米大陸南部のミシシッピ川などにすむ大型の肉食性の魚。雲(yún)禪湖で捕獲された2匹は體長が70－90センチだったが、アリゲーターターガーは體長が3メートル以上になった個體が捕獲されたことがある。

公園側(cè)は捕獲したアリゲーターターガーを「無害化処理」した。また雲(yún)禪湖の消毒作業(yè)も実施した。

日本でも淡水水系內(nèi)でアリゲーターターガーの生息が確認されるようになった。生態(tài)學などを研究する靜岡大學の加藤英明準教授は、日本の生態(tài)系內(nèi)でのアリゲーターターガーの生息について「大型個體では年間數(shù)十キロもの餌を必要としますので、生態(tài)系に與える影響が大きいのは明らか」と警告した。日本では現(xiàn)在までにアリゲーターターガーは屬するガー科（通稱?ガーパイク）全體として、學術(shù)研究や教育目的などの場合以外には飼育が禁止される特定外來種に指定された。

汝州市內(nèi)の雲(yún)禪湖でアリゲーターターガーが生息していたことについて、河南豫竜法律事務(wù)所の付建弁護士は「許可を得ずに外來種を無斷で入手する、自然界に放つ、あるいは投棄することは違法行為に該當する。情狀が深刻な場合は刑事責任を追及されることがある」と注意を促した。（翻訳?編集/如月隼人）