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30日、経済日報は、中國でシャインマスカットが「廉価品化」したとし、中國の青果栽培業(yè)の問題點について解説する記事を掲載した。
2022年8月30日、経済日報は、中國でシャインマスカットが「廉価品化」したとし、中國の青果栽培業(yè)の問題點について解説する記事を掲載した。
記事は、中國でシャインマスカットがもてはやされ始めた16年の市場価格は500グラム當(dāng)たり200元(約4000円)で、一獲千金を夢見た農(nóng)家が続々と栽培に乗り出し、數(shù)年の間で栽培地域が全國に広がっていったと紹介。今でも最もよく売れるブドウ品種の一つである一方で、一部の農(nóng)家が數(shù)量ばかりを重んじたために品質(zhì)が玉石混交狀態(tài)となったほか、価格も同10?15(約200?300)元にまで大幅に下落し、庶民的な果物へと変化したと伝えた。
その上で、中國は果物の栽培大國であり、栽培面積、生産量ともに世界一である一方で、生産體制の構(gòu)造が非合理的であると指摘。ミカンやリンゴ、ブドウといった大口の果物の供給が過多となり売れ殘りが大量発生する一方でサクランボ、パッションフルーツ、ドラゴンフルーツなどの品種が少ないとしたほか、機械化が進んでおらず農(nóng)家の負擔(dān)が非常に大きい、栽培環(huán)境が悪く災(zāi)害に弱いなどの問題もあると紹介した。
また、中國國內(nèi)で開発された品種が占める割合も低く、リンゴ、ブドウなどの大口品種は海外から導(dǎo)入したものがメインとなっており、その背景には食糧に比べて果物の研究投資が不足していることがあると説明。ブドウでは市場でおなじみの巨峰、シャインマスカットがいずれも日本からやってきたものであり、中國國內(nèi)でもこの10年で100余りの新品種が開発されているにもかかわらず人気がなく、栽培面積が広がらないと指摘している。
記事は「わが國の青果栽培業(yè)は、高級ブランドを作り出す力を持っている」とし、業(yè)界が消費者の基本的なニーズを満たしつつ、優(yōu)良品種の開発、栽培の標(biāo)準(zhǔn)化と生産體系の整備、コールドチェーンの整備、マーケティングなどのアクションによって、高い価値を持つ中國オリジナルの果物ブランドを生み出していく必要があるとの認識を示した。(翻訳?編集/川尻)
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