2014年6月20日、環(huán)球時(shí)報(bào)はブラジルW杯のセキュリティーリスクについて取り上げた。

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五輪やW杯など世界的スポーツイベントではテロ対策が最大の課題だ。ブラジルも例外ではなく、警察に加えて陸?？哲姢蚓t動(dòng)員し安全確保に努めている。スタジアム付近では軍のヘリが上空待機(jī)しているほか、各所で検問が実施されている。

しかし、その大々的な警備が本當(dāng)に効果を上げているかどうかは疑問だ。19日（中國時(shí)間）、スペイン代表とチリ代表の試合前にはチリのサポーターが入場(chǎng)検査で警察と衝突。その後メディアセンターにまでなだれ込むという一幕もあった。また、空港のセキュリティーチェックの甘さも気になるところ。液體物の機(jī)內(nèi)持ち込みは原則禁止というのが航空業(yè)界のルールだが、ブラジルでは水入りのペットボトルやシャンプーなど持ち込み放題だった。

そしてなにより問題なのが治安。中國人が対象となった強(qiáng)盜事件もすでに數(shù)件発生している。中には記者が狙われたケースもあったが、取材許可証を見ると強(qiáng)盜はあっさり引き下がった。というのも、「警察は外國人から盜むな、特に記者からは盜むな。もしやったら全力で捕まえてやる」と警告していたからだとか。つまり記者以外の人間が強(qiáng)盜に遭っても全力では捜査してくれないということだろうか…。（翻訳?編集/KT）