2022年8月29日、韓國?テレビ朝鮮は「米アップルが中國の半導(dǎo)體メーカーと手を結(jié)び中國市場(chǎng)攻略を加速させており、サムスンの中國市場(chǎng)での立地が狹まることが懸念される」と伝えた。

アップルはこれまで、韓國と日本のメーカーから半導(dǎo)體メモリの供給を受けてきたが、來月発売する「iPhone14」には長江存儲(chǔ)科技（YMTC）製のメモリを搭載すると伝えられた。記事は「これまで半導(dǎo)體メモリを提供してきたSKハイニックスは打撃を避けられない狀況だ」と伝えている。SKハイニックスは世界のNAND型フラッシュメモリ市場(chǎng)でシェア18．1％を確保し、サムスン電子（35．5％）、キオクシア（19．0％）に続く第3位。

業(yè)界では、アップルが中國スマートフォン市場(chǎng)を掌握するために中國企業(yè)を選んだとみている。アップルは年間売り上げの20％が中國市場(chǎng)のもので、製品の85％を中國で組み立てているほど「中國依存度が高い」という。

また、こうした戦略は「サムスンのスマートフォンの危機(jī)ともなっている」と記事は指摘している。サムスン電子製スマホの中國シェアは0．5％水準(zhǔn)で、フォルダブル（折り畳み）スマホで巻き返しを狙っていた狀況だけに、このまま中國內(nèi)でのアップルの立場(chǎng)が強(qiáng)化された場(chǎng)合、サムスンは萎縮するしかないとの懸念の聲が上がっているという。

専門家は「中國が半導(dǎo)體メモリを作ってアップルという大企業(yè)に納品するということ自體が韓國にとっては脅威だ」と話している。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「アップル不買運(yùn)動(dòng)をすべきでは？」「米國の政策に反する中國と手を結(jié)ぶとは」「米政府は中國を倒す政策をとっているのに、アップルは政府を無視する気か」「アップルは1年以內(nèi)に技術(shù)から何から中國人に盜まれた挙げ句に追い出されるだろう」「1年もたたずに（中國に）裏切られると思う（笑）」「半導(dǎo)體で食べている半導(dǎo)體共和國、韓國。半導(dǎo)體市場(chǎng)まで中國に奪われたら、この國の未來は衰退しかない」「安物の部品を使っておいて値上げするというのがアップルらしいやり方だ。これはサムスンにとってチャンスになるかもしれないよ」などのコメントが寄せられている。（翻訳?編集/麻江）