「ハイブリッド車でよかった」=中國(guó)でEV充電難―中國(guó)メディア

Record China    2022年9月2日(金) 7時(shí)0分

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31日、観察者網(wǎng)は、高い気溫が続く天気に伴う電力供給不足で、電気自動(dòng)車(EV)を購(gòu)入した消費(fèi)者がプラグインハイブリッド車(PHEV)購(gòu)入者をうらやましがっているとする文章を掲載した。

2022年8月31日、中國(guó)メディアの観察者網(wǎng)は、高い気溫が続く天気に伴う電力供給不足で、電気自動(dòng)車(EV)を購(gòu)入した消費(fèi)者がプラグインハイブリッド車(PHEV)購(gòu)入者をうらやましがっているとする文章を掲載した。以下はその概要。

厳しい暑さが続く天気と、電力供給制限措置により、EVの充電難問題が再び世論の焦點(diǎn)となっている。一部の公共充電スポットはサービスを停止しているとのことで、営業(yè)しているスポットには長(zhǎng)蛇の列が発生。炎天下で列に並ぶEVオーナーたちの心境は推して知るべしだろう。

そんな中、充電スポットを奪い合うEVユーザーの間では、充電で焦る必要のないPHEVユーザーをうらやましがる聲が出始めている?!高^渡期の産物」と見られてきたPHEVが今、がぜん輝きを放ち出したのである。

四川省成都市に住む個(gè)人事業(yè)主の楊(ヤン)さんは、自宅と職場(chǎng)の往復(fù)40キロを移動(dòng)するためにPHEVを買った?!缸畛酩铣潆姢憷蔷S持費(fèi)が安いEVをと思っていたが、近くの駐車場(chǎng)に充電スポットがなかったのでPHEVにした」と語るが、今の狀況に「PHEVでラッキーだった」と喜んでいる。電力不足のため、この1週間は基本的にEVモードではなくハイブリッドモードでガソリンを使っているという。ガソリンが使えることで充電や航続距離を気にする必要性が低いことも、PHEVに満足しているポイントとのことだ。

PHEVは始動(dòng)、中低速走行、急加速などガソリンを多く消費(fèi)する狀況でモーターの威力を発揮する。一方で、高速走行ではほぼガソリンのみを使うため、街乗りで使うとコスト節(jié)約の威力を発揮する。とはいえ、どんなシーンであってもEVが誇る低走行コストには遠(yuǎn)く及ばない。

ただ、EVの販売価格は同じクラスのPHEVよりワンランク高く、10萬キロ走行して販売価格の差を埋められるくらいである。PHEVは効率と経済性のバランスをとった乗り物と言える。また、出始めのころは故障の多さがやゆされてきたが、技術(shù)の発展に伴ってそれはもはや過去の話となっている。

現(xiàn)在、中國(guó)國(guó)內(nèi)の新エネルギー車市場(chǎng)におけるEVの割合は8割前後で「主流」の路線となっているが、ここ1、2年でPHEVの販売も急上昇し続けている。中國(guó)自動(dòng)車工業(yè)協(xié)會(huì)のデータでは、22年上半期の中國(guó)におけるPHEV累計(jì)販売臺(tái)數(shù)は53萬6000臺(tái)で、前年同期比2.7倍となった。

新エネ車の保有臺(tái)數(shù)増加に伴い、「充電難」の問題も日増しに際立っている。中國(guó)充電連盟によれば、今年6月現(xiàn)在で中國(guó)に152萬8000臺(tái)の公共充電スポットが設(shè)置されており、前年同期に比べて38萬1000臺(tái)増えたものの、新エネ車の発展ペースには遠(yuǎn)く及ばないのが現(xiàn)狀だ。

ますます高まるPHEVのニーズに、多くの國(guó)內(nèi)自動(dòng)車メーカーも座してはいられず、重視してこなかったPHEVに參入してきた。BYDのほか、長(zhǎng)城、奇瑞、吉利、五菱も計(jì)畫を立てたり、すでにハイブリッド用トランスミッション(DHT)を搭載したPHEVを発表したりしている。

この動(dòng)きに、業(yè)界関係者の見方は真っ二つに分かれている。PHEV市場(chǎng)が今後10年は大きな潛在力を持つという見方と、ブームはすぐに過ぎ去り淘汰されていくという見方だ。脫炭素に向けた取り組みの中で議論の絶えないPHEVは新エネ車の発展過程における「過渡期の産物」になることは間違いないだろう。ただ、國(guó)內(nèi)の充電インフラの全面普及が実現(xiàn)するまでの「過渡期」は長(zhǎng)くなりそうだ。(翻訳?編集/川尻

※記事中の中國(guó)をはじめとする海外メディアの報(bào)道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個(gè)人の見解であり、RecordChinaの立場(chǎng)を代表するものではありません。

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