2022年8月31日、九派新聞の微博アカウントは、広東省のある會(huì)社で攜帯電話番號の後ろから5桁目が「5」の人を雇わないルールを設(shè)けていることがネット上で紹介され、物議を醸していると報(bào)じた。

同アカウントによると、中國のネット上でこのほど、広東省深セン市にある教育系企業(yè)が従業(yè)員を募集する際、「攜帯電話番號の後ろから5桁目が『5』ではないこと」という條件を掲げたとの情報(bào)が流れ、議論を呼んだ。この會(huì)社の従業(yè)員は8月30日に「この條件は社長の要求だ。社長は風(fēng)水か迷信か何かを信じているのかもしれないが、いずれにせよ當(dāng)社ではそういう條件になっている」と説明するとともに、「條件」に合わない場合でも入社後に番號を変更することを條件として採用すること、それに納得できない場合は採用しないことを明らかにした。

この件について、中國のネットユーザーは「私の攜帯番號、まさにそれなんたけど」「番號を2つ持っていればいい」「自分の番號には5がないから、社長になれるかな？」「これって他人に攜帯番號の手続きをさせる詐欺會(huì)社の手口じゃないの？」「今や星座や干支、新型コロナ感染者、婚姻や出産の有無など、いろいろな事柄で差別されるよね。まさか攜帯番號も差別の対象になるとは」「うちの會(huì)社はねずみ年の人を採用しないよ」「採用しないならしないでいいと思うけど、そういう會(huì)社はどのみち長く続かない」「教育會(huì)社じゃなくて、占い會(huì)社じゃないの？」といった感想を殘している。

一方で「雇用って雙方に選択の機(jī)會(huì)が與えられるものでしょ？條件が気に入らず行きたくないなら行かなければいいじゃないか」との意見も。また、中國の攜帯電話番號はすべて1桁目が「1」で始まることから「1桁目が『1』の人を採用しない會(huì)社はないかな？」とジョークを飛ばすユーザーも見られた。（翻訳?編集/川尻）