中國政府は強(qiáng)力な「コロナ封じ込め策」を続行している。四川省成都市では新型コロナウイルス感染癥拡大防止のための「封じ込め策」が強(qiáng)化された。広東省深セン市では「封じ込め策」が延長された。海外の経済研究機(jī)関からは、2022年の経済成長率予想の下方修正が続いた。

■各地で続く「コロナの影響」、電力事情の悪化も追い打ち

深セン市は、ハイテク関連大企業(yè)が集中するなどで、中國経済にとって極めて重要な都市の一つだ。同市の重要なビジネス街である福田區(qū)やアップルの生産拠點(diǎn)である富士康科技（フォックスコン）の工場がある竜華區(qū)の封鎖措置は4日まで延長された。

深セン市は今年春に過去最悪の流行の再燃に見舞われ、約1800萬人が何らかの形で所在地で足止めされた。ただし、市政府は3月時(shí)點(diǎn)では、全面的な封じ込めに一挙に踏み切ったのとは対照的に、現(xiàn)在は比較的穏やかな封じ込め策を適用しているように見えるという。

人口2100萬人を擁する四川省成都市の場合、9月1日には全市を?qū)澫螭烁腥緬埓蠓乐工巍阜猡皋zめ策」が導(dǎo)入された。全住民は自宅待機(jī)して、必要な場合にだけ外出を認(rèn)められる施策だ。

成都市は、複數(shù)の外國系ブランドの自動(dòng)車製造工場が存在する年でもある。トヨタ自動(dòng)車の関係者はロイター通信に対して、同市內(nèi)にある工場は正常に機(jī)能していると述べたという。同工場は成都市政府の要求に基づき、従業(yè)員の「閉ループ管理」を?qū)g施している。同市內(nèi)のフォルクスワーゲンの工場も、同様の方式を採用し、正常に稼働しているという。

しかし、スウェーデンに本社を置くボルボ?カーズ（資本関係では中國の吉利控股集団の子會(huì)社）は、成都市內(nèi)の工場の操業(yè)を一時(shí)停止した。

四川盆地では水力発電が極めて盛んで、成都市は豊富な電力供給がある點(diǎn)も、企業(yè)にとって魅力だった。しかし2022年は干ばつの影響で水力発電量が落ち込み、街頭での広告用照明も禁止されるなど、電力事情は相當(dāng)にひっ迫しているとされる。中國國家統(tǒng)計(jì)局も8月31日時(shí)點(diǎn)で、全國的な経済のブレーキ要因として新型コロナウイルス感染癥だけでなく、電力事情を挙げた。

■國外の研究機(jī)関が経済予測(cè)を下方修正、中國當(dāng)局の発表でも「明るい見通し」浮上せず

中國政府は2022年春段階で、GDPの年間成長率の予想目標(biāo)値を5．5％と発表した。中國のGDP成長率は、コロナ流行が本格化した2020年には2．2％で、21年には前年に落ち込んだ関係もあり8．1％だった。中國ではよく、同2年間の平均値の5．1％の數(shù)字が言及される。2022年については、2020－21年の平均値に0．4ポイント上乗せした數(shù)字が設(shè)定された。

しかしゴールドマン?サックス?グループは8月中旬に、それまで3．3％としていた2020年のGDP成長率予想値を3．0％に引き下げた。野村総研も前後して、それまでの3．3％の予想を2．8％に引き下げた。雙方とも、新型コロナウイルス感染癥だけでなく、干ばつによる水力発電能力の低下などによる電力供給不足なども要因とした。

また、中國國家統(tǒng)計(jì)局の8月31日付の発表によると、同月における製造業(yè)購買擔(dān)當(dāng)者景気指數(shù)（PMI）は49．4と、景気の推移の判斷基準(zhǔn)とされる50を、2カ月連続で下回った。2022年になってからの１－5月のPMIは、「50．1」、「50．2」、「49．5」、「47．4」、「49．6」という推移だった。6月には景気判斷の境界値の50を上回る50．2に復(fù)活したが、7月は再び49．0に落ち込み、8月も49．4で、50以上への復(fù)帰は果たせなかった。（翻訳?編集/如月隼人）