中國上海市でこのほど、新型コロナウイルス感染拡大に伴う封鎖管理期間中に無許可で違法に食品生産経営活動に従事したとして、當(dāng)局から罰金が科された韓國系ベーカリーチェーンを応援する動きが広がっているという。

中國版ツイッター?微博（ウェイボー）上の複數(shù)の投稿によると、上海にある韓國SPCグループ傘下のベーカリー店「パリバゲット」は今年4月、新型コロナ感染拡大に伴う封鎖管理を受け工場を閉鎖した。だが封鎖管理が長引き、パンやケーキを求める聲が高まったことを受け、研修センター內(nèi)の機(jī)器と物流センターから配送された材料を使用して製造した。同センターが食品生産経営許可を取得していない場所だったため、市の市場監(jiān)督管理當(dāng)局から58萬5000元（約1190萬円）の罰金が科されたという。

SNS上などで最近、「パリバゲットに罰金58萬5000元」という情報が拡散すると、「人の生命や健康が脅かされる中、生産経営活動の場所が合法かどうかなんてどうでもよいことではないか」などと當(dāng)局の対応に抗議する聲が上がり、パリバゲットの製品を購入して応援する動きが広がっているという。（翻訳?編集/柳川）