米スケート誌「International Figure Skating」（IFS）に掲載された羽生結(jié)弦さんに関するコラムに、中國のファンから感動の聲が上がっている。

「IFS」10月號は羽生さんの寫真が表紙を飾っており、「一つのアイコンが競技場を去る」と題する羽生さんに関するコラムが掲載されている。

コラムは「評価はどうあれ、この8年間に羽生結(jié)弦がフィギュアスケート界に與えた影響は否定できないものがある」とし、「彼が試合に登場するたびに、彼のファンがもたらす経済効果も開催國の大きな収入源になっている。毎年、何千人ものアイスファンが會場に殺到し、チケットは販売開始から數(shù)時間以內(nèi)に売り切れてしまうことが多い。特に、國際スケート連盟（ISU）はテレビ放映権の販売を通じて、羽生から経済的な見返りを得ている」とした。

その上で、「羽生結(jié)弦ほど競技場を満員にしたフィギュアスケート選手は、この惑星にはいない。日本のスーパースターと共に出場した選手たちも、その恩恵を多く受けている。満員のファンの前で演技をすることほど素晴らしいことはないとどの選手も語るだろうが、羽生がラインナップにいれば観客席に空席がないことはほぼ保証される」と述べた。

また、「羽生の世界的なファンの規(guī)模も、その人気ぶりを裏付けている。今の時代では非常に珍しいことに、彼は自分や自分のブランドを宣伝するためのソーシャルメディアのアカウントを持っていない。実際には、彼がそうすれば數(shù)百萬ドルを稼ぐことができるが、彼はそうする必要はないのだ」とした。

そして、「羽生は男子フィギュアスケートのキャリアの中で新たな基準(zhǔn)を次々と打ち立ててきた。常に技術(shù)的な限界を突破し、他のアスリートが達(dá)成したいと願う“究極”の基準(zhǔn)を高め続けてきた」と稱賛し、「羽生結(jié)弦が12年間のシニアキャリアの中でこのスポーツにもたらしたすべてのものは、將來の長い間、追い越される可能性は低く、彼がフィギュアスケートの技術(shù)面と蕓術(shù)面の発展に貢獻(xiàn)したことは、どのように強(qiáng)調(diào)したとしても言い過ぎではないのだ」とつづられている。

中國の羽生ファンからは「オンリーワン、羽生結(jié)弦！」「氷上の王者の伝説が幕を閉じることは永遠(yuǎn)にない」「涙が止まらない。彼は本當(dāng)にすごい」「彼はうれしくもつらくも、私の目頭を熱くしてくれる人」「羽生さんがフィギュアスケートに繁栄期をもたらしてくれたことに感謝」「ここ數(shù)日、過去の取材やこの文章を見て泣きそうになってる。それでも、絶えず自分に、羽生くんと一緒に前に進(jìn)むんだと言い聞かせている」「レジェンド?ユヅがプロでどんなパフォーマンスを見せてくれるか、期待してる」といった聲が上がった。

なお、同コラムでは羽生さんを指導(dǎo)したブライアン?オーサー氏らへのインタビューも掲載されている。（翻訳?編集/北田）