2022年9月5日、中國(guó)メディアの騰訊新聞は、湖北省荊州市で川が干上がり行き場(chǎng)を失った魚(yú)を、現(xiàn)地の住民が競(jìng)うようにあさる光景が繰り広げられているとする記事を掲載した。

記事は、長(zhǎng)時(shí)間続く猛暑により湖北省荊州市の長(zhǎng)江流域では川底がほぼ露呈するほど水が干上がってしまい、大量の野生の魚(yú)が行き場(chǎng)を失ってわずかに殘る水たまりに取り殘されており、そこに現(xiàn)地の住民が大挙してやってきて「一網(wǎng)打盡」にしていると紹介。現(xiàn)場(chǎng)の様子を撮影したネットユーザーが「川一面に人、人、人。そして大量の魚(yú)。村民たちは熱狂して魚(yú)を捕っている」と感嘆しながらカメラを回していたと伝えた。

その上で「しかしこの魚(yú)の捕り放題、長(zhǎng)くは続かなそうだ」とし、現(xiàn)地當(dāng)局の関係者が「川に下りて魚(yú)を捕るのは危険だ。そしてこの川は禁漁區(qū)域に指定されており、魚(yú)を捕ってはいけない」と住民らを追い返し始めたことを紹介している。

記事は當(dāng)局関係者の対応について「魚(yú)が死にそうなのに、それでも捕まえてはいけないのか？死んでしまったら悪臭が充満するだろうに」「関係者は住民に魚(yú)を捕らせないことに力を注ぐより、魚(yú)たちを救うことに力を入れるべき。捕まえて下流に放ってあげるよう手配して」など、疑問(wèn)の聲が出ていることを伝えた。（翻訳?編集/川尻）