Record China 2022年9月8日(木) 6時0分
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ファーウェイは6日、スマートフォン新機(jī)種のMate50シリーズを発表した。同発表では、予約數(shù)が事前に205萬件を突破していたことでも注目された。
華為技術(shù)(ファーウェイ)は6日午後、スマートフォン新機(jī)種のMate50(メート50)シリーズを発表した。前機(jī)種の「Mate40」発表から2年余りが経過していた。同時點(diǎn)までにすでに、ファーウェイがEC通販モールに開設(shè)しているショップ1軒だけで、予約數(shù)が205萬件を突破していたことが注目された。
ファーウェイはかつて、おおむね1年ごとにスマートフォンの新機(jī)種を発表してきたので、Mate 50シリーズは本來ならば2021年秋に正式発表されるはずだった。発表が遅れたのは、チップなどの入手問題が影響したとみられている。
Mate 50の大きな特徴は、中國が構(gòu)築した北斗衛(wèi)星ナビゲーションシステムとのアクセスを、世界で初めて可能にしたことだ。砂漠などの無人地帯や海洋において、さらに地震発生時の救援要請など、地上波を利用できない狀況で、位置情報などを発信して外部と連絡(luò)を保つことが可能になった。
ただしファーウェイは、Mate 50やMate 50 Proなどに搭載されている北斗衛(wèi)星ナビゲーションの利用機(jī)能は、送信機(jī)能のみをサポートしており、受信機(jī)能はサポートしていないと説明した。また、初めて使用する前に、地上波ネットワークが利用できる環(huán)境で、アプリを利用して使用可能な狀態(tài)にしておく必要があるという。なお、同機(jī)能は中國大陸部に限定された機(jī)能だ。
北斗衛(wèi)星を利用するには、新たなチップを使用する必要があるが、中國ではすでに必要なチップが開発されており、発表された事例もある。
Mate 50は8月23日には発売が予告されていた。ファーウェイがEC通販モールの京東に開設(shè)しているショップで同時に予約キャンペーンを始めたところ、9月5日午前までに予約件數(shù)が205萬件を突破したことで、前評判のよさが注目されていた。
ただし、400ドル(約5萬7600円)以上のスマートフォンのシェアについて、ファーウェイの2020年のシェアは13%だったが、2021年にはシェア3位を維持したものの數(shù)字としては6%にまで低下した。米國などの圧力で部品調(diào)達(dá)に問題が生じたことで、ファーウェイ製品は5G機(jī)能に制約があるためとみられている。
ファーウェイは6日、技術(shù)提供をしている自動車ブランドAITOの初の電動SUVの「問界M5 EV」や新型ノートパソコン「ファーウェイMateBook Ego」、ハイパーターミナル対応デスクトップ「ファーウェイMateStation」、新型スマートウォッチ「ファーウェイWATCH GT 3 Pro」、自社開発OSのハーモニー(鴻蒙)を搭載した「鴻蒙ホームストレージ」、「ファーウェイスマートドアロックSE貓眼版」、新型オーディオ「Sound Joy」など一連の新製品を同時に発表した。
ファーウェイは株式上場をせず、一種の社員持ち株制を採用している。株式を公開した場合、株価動向や株主の意向を配慮せねばならないので、長期的視野にたった経営が困難になると説明されている。そのため、ファーウェイが重要な発表をした前後には、ファーウェイと提攜関係にある企業(yè)の株価動向が注目される。中國では6日の発表に前後して、関連銘柄を紹介する記事も発表された。(翻訳?編集/如月隼人)
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