中國(guó)の國(guó)家航天局（國(guó)家宇宙飛行局）の月探査?宇宙事業(yè)センターの劉継忠主任は10日、「月探査の第4期計(jì)畫(huà)のミッションはすでに國(guó)から承認(rèn)されており、順調(diào)に進(jìn)んでいる」と発表した。中國(guó)の月探査第４期計(jì)畫(huà)では、今後10年の間に月探査機(jī)の嫦娥を3基、月に送り込むことになっている。宇宙探査で中國(guó)と米國(guó)の競(jìng)爭(zhēng)が激化するのは必至だ。

中國(guó)は2020年11月に打ち上げた無(wú)人月探査機(jī)の嫦娥5號(hào)で、土の土壌サンプルを地球に持ち帰るサンプルリターンに成功している。同サンプル中からは、リン酸塩鉱物の一種である新たな鉱物を発見(jiàn)し、國(guó)際鉱物學(xué)連合（IMA）からも承認(rèn)された。中國(guó)は米國(guó)、舊ソ連に続き、月で新たな鉱物を発見(jiàn)した3番目の國(guó)になった。

中國(guó)の月探査第4期計(jì)畫(huà)では、今後10年內(nèi)に嫦娥6－8號(hào)の3基を月に送り込むことになっている。うち嫦娥6號(hào)は嫦娥5號(hào)の予備機(jī)として設(shè)計(jì)されたので、サンプルリターンの機(jī)能を備えている。嫦娥6號(hào)はは地球から見(jiàn)て月の裏側(cè)に著陸させる計(jì)畫(huà)とされている。中國(guó)は18年に打ち上げた嫦娥4號(hào)を、月の裏側(cè)に著陸させることに成功している。

劉主任は、「嫦娥6號(hào)は基本的に製造を終えている」と述べ、月の裏側(cè)の土壌のサンプルリターンを念頭に置いていると説明した。劉主任はさらに、嫦娥5號(hào)で持ち帰った月の土壌サンプルよりも、月の裏側(cè)から持ち帰ったサンプルの方が貴重と説明した。

米國(guó)は中國(guó)の宇宙開(kāi)発について、批判の聲を強(qiáng)めている。米國(guó)航空宇宙局（NASA）のビル?ネルソン長(zhǎng)官は、22年7月に、中國(guó)の宇宙ステーションの実験モジュールである「問(wèn)天」を打ち上げた長(zhǎng)征5號(hào)Bロケットの5トン以上の殘骸が落下したことについて、中國(guó)は具體的な関連情報(bào)を提供しなかったとして批判した。

米國(guó)は、當(dāng)初予定では24年までに宇宙飛行士を月に送り込むアルテミス計(jì)畫(huà)を推進(jìn)している。アルテミス計(jì)畫(huà)では新型ロケットのスペース?ローンチ?システム（SLS）が使用されるが、8月29日の試験目的の打ち上げを予定されていたSLSは、燃料漏れの問(wèn)題を起こし、打ち上げが延期されている。（翻訳?編集/如月隼人）