このほど買春行為が発覚して北京公安局に身柄を拘束された中國(guó)の俳優(yōu)リー?イーフォン（李易峰）だが、12日には封殺が一気に進(jìn)み、中國(guó)版ツイッター?微博（ウェイボー）でもフォロワー數(shù)が激減している。

35歳の俳優(yōu)リー?イーフォンについて、北京公安局のウェイボーが今月11日、身柄を拘束したことを発表。この発表以前からリー?イーフォンをイメージキャラクターに起用していたロレアルパリ（LOREAL PARIS）など數(shù)社が契約打ち切りをウェイボーで公表しており、12日には計(jì)14社が打ち切りおよび契約満期を表明。リー?イーフォンは広告契約を全社失ったことになる。

ウェイボーでは6100萬(wàn)人のフォロワーを抱える人気俳優(yōu)だが、11日の北京公安局の発表後、1日で約50萬(wàn)人のフォロワーが消滅。音楽ストリーミングサービスのQQ音楽や網(wǎng)易雲(yún)音楽、動(dòng)畫配信サービスのマンゴーTVなどからも、作品が次々と削除されている。

同じく11日、中國(guó)のエンタメ大賞「華鼎賞」では、第22回（2017年）でリー?イーフォンが獲得した最優(yōu)秀主演男優(yōu)賞など二つの賞の取り消しを発表。稱號(hào)を取り消されたのは、昨年はじめの代理母騒動(dòng)や、その後の脫稅騒ぎで封殺狀態(tài)にある女優(yōu)ジェン?シュアン（鄭爽）に続く2人目となる。

リー?イーフォンの出演作としては、日本の人気漫畫「賭博黙示録カイジ」が原案で、18年に公開されてヒットした中國(guó)映畫「カイジ 動(dòng)物世界」の続編「動(dòng)物世界2」や、中國(guó)で実際に起こった殺人事件を描くサスペンス映畫「操場(chǎng)」の主演2作が公開を待機(jī)中。しかし今回の不祥事によって、今後は大きな影響を受けるとみられている。(Mathilda)