2022年9月13日、中國メディアの紅星新聞は、福建省にある企業(yè)のトイレの個室に監(jiān)視カメラが設(shè)置されたとの情報がネット上で流れ、物議を醸したことを報じた。

紅星新聞の微博アカウントによると、福建省にある中航リチウム電（廈門）科技有限公司のトイレの個室に監(jiān)視カメラが取り付けられたとの情報が、畫像とともにネット上に拡散した。これについて同社の関係者は13日、「従業(yè)員の喫煙を監(jiān)視するために今年取り付けた」と説明した。

河南省の弁護(hù)士事務(wù)所の弁護(hù)士は「會社がトイレの非公共スペースにカメラを取り付ける行為は、安全面から考えても、管理面から考えても、著しく従業(yè)員のプライバシー権を侵犯している。従業(yè)員は會社に対してカメラの撤去を求めることができ、労働監(jiān)察當(dāng)局への告発も可能だ」と解説したという。

この件について、中國のネットユーザーは「こんなの、明らかな盜撮じゃないか」「変態(tài)だ。こんな會社は閉鎖せよ」「賠償金は請求できないのかな」「外國だったら巨額の賠償金を払う羽目になって倒産だよ」「タバコの監(jiān)視なら煙探知器でいいだろうに。カメラを設(shè)置して何をするつもりだったのか」「（會社は）法律に関する常識が全くない」「ハイテク企業(yè)なら、煙を探知した時だけ撮影する機(jī)能を持つカメラでも開発してみろ」「そんなことするくらいならボスの部屋に監(jiān)視カメラを取り付けて、愛人を連れ込んでないか監(jiān)視せよ」といったコメントを殘している。（翻訳?編集/川尻）