中國の俳優(yōu)チャン?ハン（張翰）が主演のドラマ「東八區(qū)的先生們」が、今年の中國ドラマ作品で視聴者評価の最低點(diǎn)數(shù)を更新。人民網(wǎng)など主だった中國メディアも作品への批判を繰り広げている。

チャン?ハンが主演?プロデュースした「東八區(qū)的先生們」は、大學(xué)の學(xué)生寮で同室だった男性4人の仕事や戀愛、成功や失敗といった人間模様を描くドラマ。8月31日に配信とテレビ放送をスタートした後、ドラマ?映畫情報(bào)サイトの豆瓣（douban）の視聴者評価は回を重ねるごとに落ち、10點(diǎn)中2．4點(diǎn)から直近では2．2點(diǎn)となり、今年の中國ドラマの最低點(diǎn)を更新している。

同作はスタート直後から、4人の男性たちの言動(dòng)があまりにも「油膩」（主に中年男性の「脂っこい」「ギラギラしている」感じを指す言葉）だと、視聴者の嫌悪感を招いている。英國の女性作家ジェーン?オースティンの小説のヒロインを例に挙げ、チャン?ハンが女性について獨(dú)自の解釈を語るシーンでは、「さすがに油膩すぎて胸?zé)啢堡工搿工纫暵棨稳·辘浃幛蛐预工肴摔A出した。

さらに、チャン?ハンの演技にも批判の聲が上がっており、性的な描寫の場面で女性に覆いかぶさったチャン?ハンの手や膝頭の位置が、「ありえない」「相手の女優(yōu)への配慮がなさすぎる」「まるで成人映畫だ」と猛批判を浴びることに。チャン?ハン自身がプロデューサーを務(wù)める作品だけに、中國版ツイッター?微博（ウェイボー）ではパワハラを疑う聲も上がった。

「東八區(qū)的先生們」については、中國共産黨機(jī)関誌のウェブ版の人民網(wǎng)はじめ、環(huán)球時(shí)報(bào)や新浪（SINA）など主だった中國メディアも批判を展開。人民網(wǎng)では、女性への偏見が垣間見えるレッテル貼り、女性の物質(zhì)化が目立つと批判し、會話や描寫のあまりにも現(xiàn)実離れしたところが視聴者に嫌われたと指摘。また、俺様?shù)膜噬玳L役で人気を集めてきたチャン?ハンが、またもや同様の役を演じていることに、「おいしい思いはいつまでも続かない」として、視聴者の意識や社會のニーズは刻々と変わることを認(rèn)識すべきだと指摘している。（Mathilda）