2022年9月19日、中國(guó)メディアの華爾街見聞は、韓國(guó)の通貨ウォンの下落が続く中で韓國(guó)當(dāng)局が外國(guó)為替市場(chǎng)の監(jiān)視を強(qiáng)化し始めたと報(bào)じた。

記事は、情報(bào)筋の話として、韓國(guó)の外國(guó)為替當(dāng)局が16日、外國(guó)為替市場(chǎng)のモニタリングを強(qiáng)化すべく、國(guó)內(nèi)の銀行に対してこれまで午前、晝休み、午後の取引終了後の1日3回求めていた米ドル取引や外國(guó)為替に関する保有資金についての報(bào)告を、1時(shí)間ごとに実施するよう求めるとともに、外國(guó)為替管理を利用して利益をむさぼらないよう要求したと伝えた。

また、8月にウォンの価値が大きく下落した際に韓國(guó)の外國(guó)為替管理局が「米ドルが強(qiáng)い狀況のなかで、ウォンの対米レートが下落している。われわれは海外市場(chǎng)で投機(jī)行為がないかを徹底的に調(diào)査する」と発言、ウォンの投機(jī)売買に対して警告を発したと紹介している。

そして、今年に入って米ドルが勢(shì)いを強(qiáng)め「まるで洪水のごとく他國(guó)の通貨に打撃を與え」ており、韓國(guó)を含む多くの國(guó)が手中の外貨準(zhǔn)備高を切り崩して自國(guó)通貨のレートを維持し、このために大きな代価を支払っていると解説。今年だけで韓國(guó)中央銀行の外貨準(zhǔn)備高は270億ドル（約3兆8700億円）も縮小したと伝えた。

その上で、米國(guó)の急進(jìn)的な韓國(guó)は空売りのリスクを厳しく防ぐとともにウォンを守るために外貨準(zhǔn)備高を消耗し続けなければならず、今後韓國(guó)國(guó)內(nèi)で1997年の金融危機(jī)が再度発生する可能性が生じているとした。

記事は最後に、今年に入ってウォンの下落に伴い韓國(guó)総合株価指數(shù)（KOSPI）は18．5％、KOSDAQは22．4％それぞれ下落したと紹介。國(guó)際的なエネルギー危機(jī)を背景に事態(tài)は一層深刻化しており、金融危機(jī)の「嵐」が韓國(guó)に迫りつつあると評(píng)している。（翻訳?編集/川尻）