2022年9月20日、中國(guó)版ツイッターの微博（ウェイボー）で、中國(guó)の人気俳優(yōu)ゴン?ジュン（龔?。─丐涡は駱厍趾Δ摔瑜辍ⅴ攻蕞`ト宅配ボックスを運(yùn)営する企業(yè)「豊巣科技有限公司（ハイブ?ボックス）」が裁判所から101萬(wàn)元（約2070萬(wàn)円）の賠償を命じられたニュースが注目を集めている。

中國(guó)企業(yè)データバンクの「天眼査」など複數(shù)のウェイボー公式アカウントは、動(dòng)畫とハッシュタグ「ゴン?ジュンへ豊巣が101萬(wàn)元賠償」付きで「ゴン?ジュンと深セン市の豊巣科技有限公司の間での肖像権侵害に関する第一審判決書が公開された」「原告ゴン?ジュンは、被告の豊巣公司が全國(guó)各地の同社のスマート宅配ボックス備え付けのモニターに、許可なく同氏の各種畫像を投稿したと提訴した」「投稿した畫像には『ゴン?ジュン』などの文字がそえられ、同氏の肖像を利用して同社のブランドへのアクセスを増やそうとしたのと同時(shí)に、ファンへ投稿をうながし手?jǐn)?shù)料を稼ごうとするなど、同社が営利目的で原告の姓名や肖像を使用したのは明らか」「故に裁判所は被告に対し、原告への謝罪と経済的損失および権利侵害の賠償金101萬(wàn)元（約2070萬(wàn)円）の支払いを命じた」「豊巣公司は、この案件は北京インターネット法院の管轄ではないかと異議を申し立てた」「この案件を擔(dān)當(dāng)した北京市朝陽(yáng)區(qū)人民法院は『ゴン氏の無(wú)許可畫像が表示されたのは、豊巣のスマート宅配ボックスのモニター上であり、インターネット上ではない』『當(dāng)肖像権侵害案件の発生地點(diǎn)の管轄は北京市朝陽(yáng)區(qū)人民法院である』として、同社の異議を卻下した」とツイートした。

ゴン?ジュンは、2017年の王宮ラブストーリー「酔麗花～エターナル?ラブ～」などで注目され、21年のブロマンス武俠ドラマ「山河令」に主演して大ブレークし、制作中のドラマ「狐妖小紅娘：月紅篇（縁結(jié)びの妖狐ちゃん）」で東方月初を演じることが発表されるなど、今後も活躍を期待されている。

豊巣科技有限公司（ハイブ?ボックス）は、2015年6月に宅配事業(yè)を手掛ける「順豊（SF express）」「申通（STO Express）」「中通（ZTO Express）」「韻達(dá)（Yunda）」、物流施設(shè)の開発?運(yùn)営を?qū)煒I(yè)としている「グローバル?ロジスティック?プロパティーズ（GLP)」の5社の共同出資により設(shè)立され、中國(guó)で最大級(jí)の利用者數(shù)を誇る電子決済サービス「Wechat」や「Alipay」で公式アカウントをフォローし攜帯番號(hào)とリンクさせることで、時(shí)間を問(wèn)わず荷物の発送や受け取りが可能な宅配ボックスを北京、上海、広州など74都市で設(shè)置、運(yùn)営している。

中國(guó)では蕓能人の肖像権侵害に関するニュースが相次いでおり、今年4月には、ブロマンス?ファンタジー時(shí)代劇「陳情令」の爆発的ヒットで大ブレークした俳優(yōu)のシャオ?ジャン（肖戦）の肖像権を侵害した深センの眼鏡店が8萬(wàn)元（約156萬(wàn)円）の賠償を命じられた。また6月には、歌手で俳優(yōu)のルハン（鹿晗）の肖像権を侵害したとして、フライドチキンの店が5000元（約10萬(wàn)円）の損害賠償の支払いを命じられた。

このツイートに対し、他のネットユーザーからは「ハイブ?ボックスが自社のモニターを使って、ゴン?ジュンとファンを利用してお金を稼ごうとしたのか」「本人の許可なく肖像を利用するのは権利の侵害だ」「ゴン?ジュンを支持する」「ファンの利益を守るために、有名人の肖像権を侵害して、そのファンから利益をむさぼる風(fēng)潮を増長(zhǎng)させてはならない」「ファンや後援會(huì)は許可なく畫像を投稿するようなことはしない」「ハイブ?ボックスがゴン?ジュンのファンに反感を買うのも當(dāng)然だ」などのコメントが寄せられている。（翻訳?編集/原邦之）