Record China 2022年9月27日(火) 8時0分
拡大
25日、経済観察報は、省エネで維持費が安いという位置付けにあるはずの新エネルギー車の修理費用が「新車並み」である現(xiàn)狀について報じた。
2022年9月25日、中國メディアの経済観察報は、電気自動車(EV)などの普及が進む中國で、省エネで維持費が安いという位置付けにあるはずの新エネルギー車の修理費用が「新車並み」である現(xiàn)狀について報じた。
記事は、「納車から8カ月が経った今月、駐車しようとした際にうっかり自動車を穴にはめてしまい、電池パック全體の交換が必要になったのだが、見積額が9萬3000元(約187萬円)だった」という消費者の話を紹介。9萬3000元はもう少し出せば新エネ車の新車が買えてしまうほど高額であり、このような嘆きの聲が消費者から多く聞かれているとした。
その上で、新エネ車の修理費用が「新車並み」になる要因としてまず、電池自體のコストが完成車全體の40?60%を占めるほど高い上、原材料の供給不足によって電池の価格が高騰している點を挙げ、2021年初めには1トン當たり5萬元(約100萬円)だった電池用炭酸リチウムの平均価格が今年1?3月には50萬元(約1000萬円)を突破したと伝えた。
また、動力用電池の構(gòu)造、そして電池とシャーシが一體化した構(gòu)造により、シャーシが破損した際に電池も破損する可能性が高くなるだけでなく、電池自體が破損していなくても電池ユニット全體を交換しなければならないケースが多々生じていると指摘した。
記事はさらに、破損によって車両の価値が大きく下がることもあって、新エネ車の保険料が化石燃料車よりも高く設定されている上、保険料の値上げが相次いでいると紹介。新エネ車の機能性がますます向上し、レーザーレーダーなど高額な新しい部品が次々と採用されるようになる中で、部品が破損した時の修理、交換費用もますます高額になっており、新エネ車のアフターサービス問題を解決するには長い道のりが必要だと評している。(翻訳?編集/川尻)
この記事のコメントを見る
Record China
2022/9/2
2022/8/1
2022/9/22
2022/9/13
2022/9/15
2022/9/5
ピックアップ
we`re
RecordChina
お問い合わせ
Record China?記事へのご意見?お問い合わせはこちら
業(yè)務提攜
Record Chinaへの業(yè)務提攜に関するお問い合わせはこちら
この記事のコメントを見る