2022年9月27日、韓國?時事ジャーナルは「尹錫悅（ユン?ソンニョル）大統(tǒng)領の“暴言疑惑”と関連し、外國メディアが『韓國大統(tǒng)領がメディアを叱責（scold）した」と報じた』と伝えた。

國連総會に出席するため米國を訪問した大統(tǒng)領が21日、「暴言」を吐く様子をとらえた映像が公開され、物議を醸している。これと関連し、尹大統(tǒng)領は26日に記者団に「事実と異なる報道により同盟を傷つけることは、國民を危険に陥れること」だと述べ、真相究明を強調したという。これを米紙ワシントン?ポスト（WP）、獨國営ドイチェ?ヴェレなどが報じたという。

WPは「與黨『國民の力』指導部は、暴言疑惑の映像を最初に公開したMBCに対し謝罪放送と経営陣の辭任を要求し、損害賠償訴訟を起こす方針だ」「MBCは韓國最大の地上波放送局の一つで、政府が筆頭株主を任命する公共機関だ」とも伝えている。香港紙サウスチャイナ?モーニング?ポスト（SCMP）は、MBC側が「不適切発言への批判を避けるために一つのメディアを犠牲にしようとしている」と反発していることも報じている。

CNNとロイターも「尹大統(tǒng)領が事実ではない（Unture）と釈明した」と報じ、「この暴言疑惑など一連のミスと論爭が尹大統(tǒng)領の歴訪の成果を隠し、支持率を急落させた」と評している。またドイチェ?ヴェレは韓國政界の対立狀況についても詳しく報じているほか、WP、SCMPUSHは暴言疑惑に対する大統(tǒng)領室の対応の遅さも伝えているという。

この記事に、韓國のネットユーザーからは「自分の行いを反省せず、メディアに責任を転嫁するのか」「まったく、あきれて言葉も出ない。大統(tǒng)領選びを間違えてしまったために、こんなに國がめちゃくちゃになるなんて、誰が予想できただろう」「大統(tǒng)領のせいでみっともなくて死んでしまいそう」「世界中に住む韓國人が顔を上げて歩けなくなった。こんな人が大統(tǒng)領だとは」「外信を通じてマイナスのニュースが世界を駆け巡る。國の品格は墜落、とんだ赤っ恥だ」「このことがなければ、こんな人間だと知らずにだまされていただろう。今それが判明したことは大きな幸いなのかもしれない」「腐敗した無能な大統(tǒng)領だから弾劾するのではなく、みっともない大統(tǒng)領だから弾劾したいというのは、実に新鮮な経験だよ」など、厳しい批判のコメントが殺到している。（翻訳?編集/麻江）