華字メディアの日本華僑報(bào)網(wǎng)に27日、「日本の金融政策が経済回復(fù)を妨げている」とする記事が掲載された。

記事はまず、日本の企業(yè)物価指數(shù)が18カ月連続で上昇したことや円安、マイナス金利などに言及。「日本経済の回復(fù)が依然、力を欠いていることをもろもろの形跡が明示している」とし、日本のあるネットユーザーからは「ブレーキのきかない車を運(yùn)転しているみたいだ。いつ止まるか分からない」との聲が上がったと紹介した。

そして、「日本國(guó)內(nèi)では複數(shù)の経済刺激策が集中的に打ち出されているが効果は芳しくないようだ。これは現(xiàn)在の世界経済全體の縮小と無(wú)関係ではないものの、日本の一連の刺激策をまとめてみると政策そのものに新味が見(jiàn)られず、問(wèn)題はやはり金利調(diào)整と為替レート調(diào)整、金融緩和の堅(jiān)持という伝統(tǒng)的な3點(diǎn)に終始とどまり、金融政策を中心に打つ手を考えていることにある」との考えを記し、政府債務(wù)が國(guó)內(nèi)総生産（GDP）の2倍を超えている日本は機(jī)動(dòng)的な財(cái)政政策の組み合わせや構(gòu)造改革の支えがなければ國(guó)民所得の根本的な引き上げは実現(xiàn)できないとした。

記事は「金融政策に頼るだけで構(gòu)造改革、制度建設(shè)、産業(yè)?科學(xué)技術(shù)のイノベーションを行わなければ、新たな経済の成長(zhǎng)ポイントを育てられない。結(jié)局のところ金融政策は経済発展のために條件と環(huán)境を整えるだけなのだ」とした他、「日本銀行が金融緩和を維持すれば、他國(guó)との金利差の拡大が円を資金とするキャリートレードを促し、円安が加速する」と指摘。また、前述の3點(diǎn)が用いているのは「反グローバル化のデカップリング思考」と述べ、「貿(mào)易立國(guó)、製造業(yè)立國(guó)で知られる日本の経済政策の礎(chǔ)は國(guó)際市場(chǎng)にあり、必然的に日本は國(guó)際市場(chǎng)を頼りに衰退に抗うことになる」としている。（翻訳?編集/野谷）