フランスメディアのRFI中國(guó)語(yǔ)版は27日、米國(guó)の不動(dòng)産市場(chǎng)からの中國(guó)資本の撤退が急増していると伝えた。

記事は米紙ウォール?ストリート?ジャーナルの記事を引用し、中國(guó)資本が2019年以降に手放した米國(guó)の商用不動(dòng)産は236億ドル（約3兆4100億円）に上り、中國(guó)は13～18年に米國(guó)の不動(dòng)産に520億ドル（約7兆5000億円）を投資した「買(mǎi)い手」であったことを考えれば、劇的な変化だと述べた。記事は、中國(guó)資本は常に高額な不動(dòng)産買(mǎi)収でメディアをにぎわせてきたとし、安邦保険集団が15年に、米ホテルのウォルドルフ?アストリアを、獨(dú)立系ホテルとして最高額の19億5000萬(wàn)ドル（約2800兆円）で買(mǎi)収したことを例に挙げた。

記事は中國(guó)資本の態(tài)度の変化の原因について、ウォール?ストリート?ジャーナルに掲載された法律事務(wù)所グリーンバーグ?トラウリグの不動(dòng)産業(yè)務(wù)主席の分析として、中國(guó)の監(jiān)督管理機(jī)関が4年前、多くの企業(yè)の資金の海外移転を厳しく制限したことで不動(dòng)産購(gòu)入に積極的だった「買(mǎi)い手」が資金的に苦しくなったことのほか、米中関係の悪化も投資が先送りされる一因だと指摘した。

記事は例として、中國(guó)海航集団の子會(huì)社が17年に破格の22億元（約440億円）でパーク?アベニューのオフィスビルを購(gòu)入したが、その後破産し、オフィスビルは他の不動(dòng)産會(huì)社の手に渡ったこと、大家保険集団がエセックス?ハウスを含む複數(shù)のホテルの投資プロジェクトを數(shù)十億元で手放そうとしていることなどを挙げた。

記事は、中國(guó)資本の現(xiàn)在の狀況は、1980年代末から90年代初めに米國(guó)の不動(dòng)産市場(chǎng)を席巻した日本の狀況と似ていると指摘した上で、不動(dòng)産競(jìng)売市場(chǎng)から中國(guó)資本の姿が消えても、韓國(guó)、ドイツ、シンガポールがその穴を埋めており、「買(mǎi)い手は必ず現(xiàn)れる」とまとめた。（翻訳?編集/田口）