中國中央テレビ（CCTV）は5日、福島第一原子力発電所の”核汚染水”海洋放出に反対するデモが再び東京電力本社ビル前で行われたと報(bào)じた。

同局は、処理水の海洋放出に反対する日本の市民が5日、東京電力本社ビル前で集會(huì)を開き、橫斷幕を掲げながら海洋放出反対の意思を示したと紹介。福島県民を主とした海洋放出反対活動(dòng)では、日本國內(nèi)外から延べ21萬人を超える反対署名が集まっていると伝えた。

また、海洋放出に対しては海外からも懸念や反対、批判の聲が出ているとし、中國外交部の毛寧（マオ?ニン）報(bào)道官が「日本の”核汚染水”海洋放出には多くの疑問點(diǎn)があり、極めて無責(zé)任な行為だ」と発言したほか、韓國政府も再三にわたり日本の行動(dòng)に憂慮を示すとともに、対抗措置を講じる姿勢を示してきたと紹介している。

その上で、日本政府による海洋放出に國內(nèi)外から強(qiáng)い反対の聲が出ている一つの背景として、「”核汚染水”の処置には他にも効果的な方法が存在するにもかかわらず、日本政府が最もコストが低いことを理由に海洋放出を選択しているからだ」との見方を示した。

さらに、「日本政府や東京電力が原発事故処理、汚染物排出にあたり、これまで隠蔽（いんぺい）を行ってきたことから、”核汚染水”が海に入った際に周辺の海洋生體環(huán)境、漁業(yè)資源にネガティブな影響を與えかねないという懸念が広がっている」とも指摘している。（翻訳?編集/川尻）