中國(guó)大陸の情報(bào)/ポータルサイトである網(wǎng)易や臺(tái)灣メディアの中時(shí)新聞はこのほど、中國(guó)では政府の奨勵(lì)策もありICチップの工場(chǎng)が次々に設(shè)立されているが、一方では倒産が相次いでいると紹介する記事を発表した。

中國(guó)は國(guó)を挙げてICチップ関連産業(yè)を盛んにしようとしている。政府の奨勵(lì)策を受けて、2020年に新規(guī)登記された関連企業(yè)は23萬(wàn)1000社、21年には4萬(wàn)7400社に達(dá)した。しかし一方で、22年1－8月に廃業(yè)した関連メーカーは3470社と、過(guò)去になかった高い水準(zhǔn)で推移している。

福建省晉江市に本社を置くICチップ設(shè)計(jì)會(huì)社の鐘林董事長(zhǎng)（會(huì)長(zhǎng)）はこのほど、SNSを通じて「中國(guó)のチップメーカー創(chuàng)業(yè)の大きな上げ潮も、そろそろ引き潮の時(shí)期に來(lái)ている」との見方を示し、さらに「創(chuàng)業(yè)者はいずれも不死身の猛者だが、政府補(bǔ)助金はすべて納稅者が出した金ということを肝に銘じねばならない」と論じた。

鐘董事長(zhǎng)はさらに、新興のICチップメーカーの「死に至る五つの道」を総括した。まず挙げたのは、會(huì)社上層部のチームに混亂が発生することだ。実際には存在しない「紙の上だけに存在する需要」を信じて、無(wú)益な出費(fèi)をすることだ。次に、やみくもに投資をした結(jié)果、出資者に迎合するために、新たな道やチャンスを無(wú)意味に模索する。また、投資者が「損切り」のために資金を回収し、會(huì)社の回転資金がなくなる場(chǎng)合もある。自社の時(shí)価総額を高く見積もり、その結(jié)果として回転資金が不足する場(chǎng)合もある。

さらには、科學(xué)技術(shù)系の新興企業(yè)が株式を上場(chǎng)させる上海証券取引所の「科創(chuàng)板（科學(xué)イノベーションボード）」は、ボード全體としての資金調(diào)達(dá)力が十分に大きくないので、株式を上場(chǎng)しても取引が不活発という狀況もあるという。

北京に本社を置いてバイオテクノロジー企業(yè)やハイテク醫(yī)療機(jī)器メーカーへの投資を行う藍(lán)海資本（ブルーオーシャン?キャピタル）のシニアパートナーを務(wù)める李方氏は、「中國(guó)政府は半導(dǎo)體産業(yè)の自主的な発展をもたらすことに非常に焦っており、チップを造ろうとするいかなる投資に対しても、國(guó)を挙げて支援している。このことが多くの詐欺師に利益獲得のチャンスをもたらしている。彼らは最終的に、倒産あるいは詐欺スキャンダルで滅びる」と述べた。李氏は英國(guó)から帰國(guó)した博士號(hào)を持つ人物で、これまでレノボ?グループの技術(shù)発展部の責(zé)任者を務(wù)めたなどの経験があるという。

中國(guó)の半導(dǎo)體産業(yè)について「米國(guó)を追い抜け」という“野望”を持っているが、李氏は楽観視していない。なぜなら、半導(dǎo)體の製造工程は非常に精密で、「発展の近道」は存在しないからだ。李氏によれば、半導(dǎo)體分野で中國(guó)は劣勢(shì)であり、技術(shù)の蓄積には時(shí)間がかかる。少なくとも20年から30年の時(shí)間をかけてようやく、米國(guó)に「挑戦」できる狀況になるという。（翻訳?編集/如月隼人）