2022年10月16日、獨(dú)國(guó)際放送局ドイチェ?ヴェレの中國(guó)語(yǔ)版サイトは、自國(guó)內(nèi)の需要の伸びが停滯気味な中國(guó)の液化天然ガス（LNG）企業(yè)が、大量購(gòu)入したLNGの現(xiàn)物を歐州に輸出して巨額の利益を得ていると報(bào)じた。

記事は、アナリストの見解として、中國(guó)の天然ガス消費(fèi)量が停滯気味となっており、今年は2002年以降で最も消費(fèi)量の増加ペースが鈍くなる見込みであると紹介。需要の停滯に伴って中國(guó)のLNG輸入量は06年以降で初めて減少に転じる見込みで、今年10?12月の輸入量は昨年の同時(shí)期に比べて20％減少する可能性があるとした。

そして、この狀況の中で中國(guó)のLNG輸入業(yè)者が今冬は世界のLNG現(xiàn)物市場(chǎng)から撤退し、世界一のLNG輸入大國(guó)の座を日本に譲ることになるかもしれないと伝えている。

一方で、國(guó)內(nèi)需要が低迷し、調(diào)達(dá)過(guò)剰となっている中國(guó)のLNG企業(yè)はすでに多くのLNGを歐州や東北アジア向けに再輸出していると指摘。21年1月以降、中國(guó)のLNG輸入価格は100萬(wàn)btuあたり20ドル以下を保ち続けているのに対して、歐州やアジアのLNG現(xiàn)物価格は最大でその3倍を超えるほど高騰していることが背景にあり、中國(guó)企業(yè)がその利ざやで大きなもうけを得ていることを紹介した。

記事によると、中國(guó)の國(guó)有貿(mào)易業(yè)者は「必要があれば、中國(guó)の國(guó)有企業(yè)は引き続き現(xiàn)物を提供する」と語(yǔ)り、歐州の貿(mào)易業(yè)者からも「少なくとも今後數(shù)年は、中國(guó)がLNGの現(xiàn)物を歐州に売るトレンドが続くだろう」との見方が出ているという。（翻訳?編集/川尻）