獨(dú)メディアのドイチェ?ヴェレ中國語版は16日、ドイツ経済界から「中國市場を捨てたくない」との聲が上がる一方、政府は対中強(qiáng)硬姿勢を強(qiáng)めていると伝えた。

記事によると、ドイツ商工會議所連合會（DIHK）の対外貿(mào)易部門責(zé)任者のVolker Treier氏は、このほどロイターの取材に「経済関係において多くの困難があるものの、大多數(shù)の（ドイツ）企業(yè)にとってはこの（中國）市場を放棄する意味がない」と述べた上で、「重要なのはわれわれが中國と明確な貿(mào)易?投資ルールを制定しようとしていること。できれば世界貿(mào)易機(jī)関（WTO）を通してだ」とした。

同氏はまた、「（中國の）指導(dǎo)部の最終的な構(gòu)成は、中國の今後數(shù)年間の経済政策の優(yōu)先事項(xiàng)についての情報(bào)を提供してくれるだろう」とした。中國では現(xiàn)在、第20回の共産黨大會が行われており、習(xí)近平（シー?ジンピン）総書記が3期目に突入することが確実視されていると同時に、経済政策を主導(dǎo)してきた李克強(qiáng)（リー?カーチアン）首相の去就にも注目される。

キール世界経済研究所（IfW）のRolf Langhammer氏は「中國は臺灣問題で『內(nèi)政干渉』をしないよう歐州連合（EU）に求めるだろう」としたほか、「中國は外國企業(yè)が単に中國に物を輸出するだけでなく、生産チェーンを中國に移転するよう奨勵するだろう」との見方を示した。

記事によると、ドイツにとって中國は「最も重要な貿(mào)易相手國」であり、2021年の貿(mào)易総額は2450億ユーロ（約35兆円）とドイツの対外貿(mào)易総額の10％近くにもなる。また、中國で事業(yè)を展開するドイツ企業(yè)はおよそ5000社に上る。

ただ、Treier氏は「中國経済はすでに停滯に陥り始めている」と指摘。特に機(jī)械、自動車などの分野での減速が目立ち、輸出に依存するドイツ産業(yè)界では懸念が広がっているという。ドイツでは近年、中國への過度な依存によるリスクを警告する聲が増え始め、今年は特に顕著に。ドイツはロシアからのエネルギー供給に大きく依存してきたが、ロシアによるウクライナ侵攻後にそれが弱點(diǎn)となった。

ドイツのハーベック副首相兼経済?気候保護(hù)相は「通商政策で中國に対しより強(qiáng)硬な姿勢を取るだろう」とし、「中國は確かに歓迎される貿(mào)易パートナーだが、保護(hù)主義が存在するならそれに対応しなければならない。われわれはゆすられることを許してはならない」と述べたという。（翻訳?編集/北田）