2014年6月24日、第10回上海國際映畫祭で審査委員を務(wù)めた行定勲監(jiān)督は今年再び新作「円卓 こっこ、ひと夏のイマジン」を攜えて上海國際映畫祭を訪れ、新作上映後、映畫ファンに向けてティーチインを行った。華西都市報が伝えた。

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「世界の中心で、愛をさけぶ」などで知られる行定監(jiān)督は、今年の上海國際映畫祭の審査委員の1人である巖井俊二監(jiān)督同様、中國と淺からぬ縁を持つ。最新作「真夜中の五分前」も中國で撮影された。同映畫は三浦春馬や中國の人気女優(yōu)リウ?シーシー（劉詩詩）、臺灣の俳優(yōu)ジョセフ?チャン（張孝全）らが共演し、上海を舞臺に雙子の姉妹と2人の男性をめぐる複雑に絡(luò)み合った戀愛ミステリーを描いている。

行定監(jiān)督はティーチインで、「GO」、「世界の中心で、愛をさけぶ」、「北の零年」、「パレード」といった代表的な監(jiān)督作品を振り返った後、初の中國ロケを行った最新作「真夜中の五分前」についても語った?！袱猡窓C會があれば、中國で長い期間アルバイトをしてみたい」と語り、會場を沸かせた。

自身の映畫界のキャリアを紹介するところでは、知られざるエピソードも披露した?！改赣Hは私が會計士になることを望んでいたが、子供の頃から計算が苦手だったため、親に隠れてこっそり映畫の勉強をしていた」。その後、巖井俊二監(jiān)督の下で助監(jiān)督などを7年間務(wù)めた後、映畫監(jiān)督としてデビューする。監(jiān)督という職業(yè)について、行定監(jiān)督は「映畫監(jiān)督になっていなかったら、恐らく農(nóng)家になっていただろう。なぜなら、農(nóng)業(yè)も映畫監(jiān)督も天を見上げ、天に頼って飯を食う職業(yè)だからだ」と語った。

行定監(jiān)督が撮影した純愛映畫「世界の中心で、愛をさけぶ」は日本で興行収入85億円の記録的な大ヒットとなった。戀愛映畫の名手として有名な行定監(jiān)督だが、自身の好きな戀愛映畫については、「ピーター?チャン（陳可辛）監(jiān)督の『ラヴソング』やウォン?カーウァイ（王家衛(wèi)）監(jiān)督の『戀する惑星』の2作品が個人的に最も好きな映畫であり、アジアを代表する戀愛映畫だと思う」と述べた。（提供/人民網(wǎng)日本語版?翻訳/MZ?編集/武藤）