ロシアがウクライナに慘敗したらどうなるかについて、臺(tái)灣メディアの中時(shí)新聞網(wǎng)が20日、米ニューズウィークの報(bào)道を引用して伝えた。

それによると、ロシアの元下院議員で人権派弁護(hù)士のマーク?フェイギン氏は、「ウラジーミル?プーチン大統(tǒng)領(lǐng)はウクライナ戦爭(zhēng)をコントロールできていない」「彼の將來(lái)が彼自身によって定められていないのは、初めてのことだ」と指摘した。

そして、「ウクライナの限定的な勝利であっても、プーチン氏の20年以上にわたる権力の座に終止符を打つ可能性がある」としたほか、「ウクライナ戦爭(zhēng)が失敗すれば派閥と権力爭(zhēng)いによる血なまぐさい內(nèi)戦が起きる可能性がある」と語(yǔ)った。

フェイギン氏は情勢(shì)がどのように進(jìn)むかはウクライナ戦爭(zhēng)がどのように収束するかに大きくかかっているとした上で、「仮にウクライナがクリミア半島を奪還できなかったとしても、ロシアが併合を主張しているヘルソン州、ザポリージャ州、ルガンスク州、ドネツク州を解放できれば、プーチン政権は崩壊する可能性が高い」との見(jiàn)方を示した。

また、ロシア內(nèi)の権力移行について「最も簡(jiǎn)単なのはロシアのエリートたちが後継者を選ぶことだ。そしてこの後継者は、西側(cè)と交渉することができ、戦爭(zhēng)終結(jié)の初期の枠組みを提示でき、將來(lái)の選挙に向けて進(jìn)むことができる人物でなければならない」とした上で、ウクライナ戦爭(zhēng)開(kāi)戦の意思決定に直接関與していないミハイル?ミシュスティン首相が筆頭候補(bǔ)になるだろうと予想した。

フェイギン氏は、ミシュスティン氏が敗戦の打撃を和らげ、ウクライナの領(lǐng)土を併合した聲明を速やかに撤回させることができると予想し、「ロシアのエリート層にとってはおそらくこれが最も理想的な形だ。なぜならこれが影響を最小限にした上で問(wèn)題を解決できる方法だからだ」とした。

一方で、悲劇的な展開(kāi)として、「プーチン氏が反対派に頭を下げることを拒否した場(chǎng)合、ロシアのエリート層は內(nèi)部で異なる派閥に分裂。プーチン支持派とプーチン反対派に分かれた?jī)?nèi)戦になりかねない」とし、ロシア軍やロシア連邦保安庁（FSB）が絡(luò)んだ“血なまぐさい狀況”に発展する可能性があるとの見(jiàn)方を示した。（翻訳?編集/北田）