2014年6月26日、広西チワン族自治區(qū)の貴港市で、完成してわずか6カ月のマリリン?モンロー像が撤去された。西洋的イデオロギーの浸透を警戒する動(dòng)きが原因だと指摘されている。ボイス?オブ?アメリカ中國(guó)語(yǔ)版が伝えた。

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この像は、貴港のランドマーク、市民の憩いの場(chǎng)として作られたもので、華南師範(fàn)大學(xué)の教授陣が米シカゴに設(shè)置されたモンロー像を視察し、2年の歳月をかけて完成させた。像はステンレスとアルミ製で、モンローの代表作『七年目の浮気』でスカートが風(fēng)に吹かれてめくれるシーンを模したものだった。完成からわずか半年での破棄に、市民からは「モンロー、行かないでくれ」という聲も上がっている。

中國(guó)では昨今、西洋イデオロギーの浸透を警戒する動(dòng)きが強(qiáng)まっており、中央規(guī)律検査委員會(huì)の高官が、社會(huì)科學(xué)院が西洋イデオロギーの影響を受けていると批判したり、國(guó)家安全委員會(huì)が海外NGOの活動(dòng)の検査を求めるなどしている。モンロー像はその「犠牲者」とみられているが、地元政府は「不動(dòng)産開(kāi)発を行った一企業(yè)の問(wèn)題であり、市は関知していない」と述べた。

最近では、中國(guó)でメディア監(jiān)督する國(guó)家新聞出版広電総局が『ビッグバン★セオリー』、『グッド?ワイフ』、『ザ?プラクティス』などの米國(guó)ドラマの放映を禁止する措置をとっている。また、夜のプライムタイムには革命を賛美する「紅色ドラマ」と呼ばれるドラマが放映され、浙江省や福建省などではキリスト教拡大防止のため、教會(huì)の十字架が撤去されるなどしている。（翻訳?編集/岡本悠馬）