プロフィギュアスケーターの羽生結(jié)弦さん（27）のファンであるコラムニストが24日、「羽生結(jié)弦がスケートファンの『リクエスト』受ける、このプログラムがトップになったのはなぜか」との文章を中國(guó)のポータルサイト?百度（バイドゥ）に掲載した。

文章はまず、羽生さんが自身のYouTubeチャンネル「HANYU YUZURU」でメンバーシップ（會(huì)員制度）を設(shè)定した後、會(huì)員向けにアイスショーで見(jiàn)たいプログラムの「リクエスト」を募ったと説明。ファンらが遠(yuǎn)慮なくそれぞれの好みのプログラムを要望する中、「あるファンの大まかな統(tǒng)計(jì)によると、トップの票を集めているのは『Origin』だった」と紹介した。

その上で、「雙璧をなす『バラード第1番』と『SEIMEI』でも、直近の『天と地と』でも、『Hope and Legacy』でも、『ロミオとジュリエット』でもなく、『Origin』だった。なぜだろうか」と問(wèn)いかけた。

文章は「Origin」の衣裝に言及?！赣鹕Y(jié)弦の衣裝はどれも蕓術(shù)品と言えるが、『Origin』の黒と紫の2バージョンはおそらくその中でも最も特別な存在だ」とし、2018年の黒バージョンを「強(qiáng)烈な黒と金のデザイン。強(qiáng)大で覇気に満ち、“神性”を十分に備えた黒金の大魔王」と評(píng)し、19年の紫バージョンについては「『バラの精霊』をモチーフにそれまでなかった紫を取り入れた」と述べ、「いずれの衣裝もこのプログラムにおける常人離れした神がかった側(cè)面を非常によく表している」とした。

そして、「幸運(yùn)にもアイスショーで再び『Origin』を見(jiàn)ることができた場(chǎng)合、彼が黒バージョンを著るのか、紫バージョンを著るのかも気になるところだ」とし、「いずれにしてもこの2著にはそれぞれの雰囲気があり、ファンもいる。どちらが出てきても大歓聲に迎えられることは間違いないだろう」と述べた。

次に、18年の平昌五輪後に羽生さんが現(xiàn)役続行を選択したことについて、「『すべてを手に入れたのにこれ以上進(jìn)み続ける原動(dòng)力は何なのか』という驚きと、『好きだから戦い続ける羽生結(jié)弦らしい』という納得があった」とし、「この時(shí)に彼が再び原點(diǎn)に立ち返るために選んだプログラムこそ『Origin』だったのだ」と説明した。

さらに、「『Origin』の2シーズンは悲壯感という言葉に集約できるだろう。フィギュアスケート界でGOE5（出來(lái)栄え點(diǎn)がプラスマイナス5點(diǎn)）の時(shí)代が始まってから、『Origin』は羽生に新記録をもたらす一方、彼の血のにじむような挑戦を何度も目撃してきたのだから」と説明した。

文章は「『Origin』はせわしないという印象を受ける人も多いのではないか。フリーの時(shí)間が短縮されるというルール変更があったが、このプログラムの構(gòu)成は削られるどころかぎっしり詰まっている」とし、「この構(gòu)成は、『できることをすべて観客に屆けよう』としているような華やかさに満ちている」と評(píng)した。

そして、「（平昌五輪後）北京五輪への道のりにおいて、『Origin』はまさに原點(diǎn)のような存在だった。そして今、さらなる成長(zhǎng)を遂げた羽生結(jié)弦は自身のフィギュアスケート人生の第2幕を開(kāi)いた」とし、「彼の初のソロアイスショーのタイトルは『プロローグ（序章）』だ?！篛rigin（起源）』というのはまさにぴったりの選択ではないだろうか」とつづっている。（翻訳?編集/北田）