2022年10月26日、獨(dú)國際放送局ドイチェ?ヴェレの中國語版サイトは、ドイツで自動車に「Z」の文字を貼り付けていた男性に4000ユーロ（約59萬円）の罰金が科されたと報(bào)じた。

記事によると、ハンブルクの裁判所で25日、62歳の男性がロシアの戦爭を支持する「Z」の文字を自動車に貼り付けていたとして、4000ユーロの罰金が言い渡された。起訴狀によると、男性は今年3月下旬に青い「Z」の文字が書かれたA4の紙を自動車のリアガラスに貼り付けてハンブルク市內(nèi)を走行したとされており、當(dāng)初、裁判所は公開審理を経ない簡易手続きを通じて1800ユーロ（約27萬円）の罰金を言い渡したものの、男性がこれを不服として上訴したため公開審理が開かれ、その結(jié)果、罰金額が4000ユーロにまで引き上がったという。

男性は「Z」の文字がロシアによる戦爭を支持していることを表すものではなく「単なるアルファベットの文字だ」と主張。これに対して検察側(cè)は「Z」の文字を自動車に貼り付けることでロシアによる侵略戦爭への支持を表明する意図を持っていたとし、裁判官も「被告は『私はプーチンを支持する』というメッセージを発出した」との認(rèn)識を示したという。

記事は、ドイツで特定の狀況において「Z」の文字を使用することは、「刑法典」の條項(xiàng)に基づく「國際法に反した侵略戦爭を認(rèn)可する違法行為」とみなされると紹介。2月末のロシアによるウクライナ進(jìn)攻以降、ロシア軍の戦車の多くに記された「Z」の含意を巡ってさまざまな憶測が流れる中、ロシア國防省が3月に「勝利のため（Za pobedu）」という意味を表すとの見解を示したことで、侵略戦爭を支持するプロパガンダ的シンボルとして用いられるようになり、ファッションや広告にも出現(xiàn)するようになったと解説している。（翻訳?編集/川尻）

A German court has fined a 62-year-old man €4,000 for displaying the Russian propaganda symbol "Z" on his car. https://t.co/VyZ17Hr6pp

— DW News (@dwnews) October 25, 2022