韓國が刑事処罰の対象年齢を「満13歳以上」へと引き下げる方針であることに、中國のネットユーザーは賛同や稱賛の聲を上げている。

中國メディアの観察者網(wǎng)が26日、韓國?聯(lián)合ニュースの報(bào)道を引用して報(bào)じたところによると、韓國法務(wù)部は同日に発表した「少年犯罪総合対策」の中で、刑事責(zé)任年齢に達(dá)しない者（觸法少年）の年齢を満14歳未満から満13歳未満に引き下げる。

韓國の觸法少年は満10歳から満14歳未満とされており、現(xiàn)行法では刑事処罰はせず、社會(huì)奉仕活動(dòng)などを命じたり、看護(hù)施設(shè)などに引き渡したりすることになっている。関連法が改正されれば満13歳から満14歳未満の者は觸法少年に該當(dāng)しなくなり、刑事責(zé)任を負(fù)うことになる。

観察者網(wǎng)の記事は、韓國では過去に「青少年の精神的?身體的な成長速度が速く、青少年による兇悪犯罪の低年齢化が進(jìn)んでいる」と指摘されていたことを伝えている。

刑事処罰の対象年齢引き下げについて、中國のネットユーザーからは「これは良いことだ」「今回は韓國政府を支持する」「10歳でも殺人事件を起こすケースがある」「以前から、重大犯罪については加害者の年齢を考慮する必要はないと感じていた」などと賛同の聲が上がった。なお、中國の刑法では満12歳以上14歳未満の兇悪犯罪については、最高人民検察院の承認(rèn)を経て訴追された場合、刑事責(zé)任を負(fù)うと規(guī)定されている。

韓國政府は少年犯罪が多い仁川、水原地検に少年犯罪専門部署を設(shè)置するほか、教育プログラムの拡充などによって犯罪予防と再犯防止に力を入れるという。（翻訳?編集/北田）