Record China 2022年10月31日(月) 9時30分
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華為技術(shù)(ファーウェイ)はこのほど、2022年1-9月期の経営業(yè)績を発表した。四半期ごとの売上高では、前年同期を上回る傾向が、さらに強(qiáng)まった。寫真は広東省深セン市內(nèi)の同社本社。
華為技術(shù)(ファーウェイ)はこのほど、2022年第1-3四半期(1-9月期)の経営業(yè)績を発表した。四半期ごとの売上高では、前年同期を上回る傾向が、さらに鮮明になった。
中國では経済関係の數(shù)字について、単月や四半期などの個別の期間についてのまとめではなく、年初來の數(shù)字が発表されることが多い。ファーウェイも業(yè)績については基本的に、第1四半期、上半期、第1-3四半期、通年と、四半期ごとの年初來の數(shù)字を発表している。
10月27日に発表した22年第1-3四半期についての経営業(yè)績では、対象期間の売上高を4458億元(約9兆600億円)とした。同社の徐直軍輪番會長は発表について「相対的に経営の結(jié)果は予想通りだった。端末業(yè)務(wù)は後退の速度が鈍化しつづけている。ICTインフラ事業(yè)は安定した成長を維持した。ファーウェイは引き続き、優(yōu)秀な人材を受け入れ、研究開発への投資を続け、製品の競爭力を高めることで、顧客や社會のために価値を創(chuàng)造していく」と説明した。
ファーウェイは事業(yè)全體を大きく、通信事業(yè)者向け業(yè)務(wù)、企業(yè)向け業(yè)務(wù)、端末業(yè)務(wù)に三分している。通信事業(yè)者向け業(yè)務(wù)には、通信事業(yè)者が必要とする基地局建設(shè)などがある。企業(yè)向け業(yè)務(wù)とは通信事業(yè)者以外の企業(yè)に対する製品販売やソリューションの提供だ。特に注目されている分野としては、鉱業(yè)企業(yè)のためにデジタル技術(shù)を駆使することで坑內(nèi)の人員削減や無人化を目指す事業(yè)や、自動車製造會社にデジタル技術(shù)を提供する事業(yè)などがある。
また、22年4月にはそれまでの消費(fèi)者向け事業(yè)を端末事業(yè)に変更した。消費(fèi)者向け製品だけでなく、顧客を政府や企業(yè)などとする商用端末製品にも同様に力を入れていく方針だ。
8月に発表された22年上半期(1-6月)の業(yè)績では、通信事業(yè)者向け業(yè)務(wù)の売上高を前年同期比4.2%増の1427億元(約2兆9000億円)、企業(yè)向け業(yè)務(wù)は同27.5%増の547億元(約1兆1100億円)、端末業(yè)務(wù)は同25.4%減の1013億元(約2兆600億円)だったとした。企業(yè)向け業(yè)務(wù)はまだ規(guī)模が小さいので端末業(yè)務(wù)の「目減り」を埋め合わせるには至っていないが、伸び率は大きかった。
ファーウェイは社內(nèi)に、炭鉱やスマート道路、スマート太陽発電など、業(yè)務(wù)の対象を特化した「軍団」と呼ばれる組織を設(shè)立している。いずれも有望視している分野であり、同社の三大業(yè)務(wù)分類の中では企業(yè)向け業(yè)務(wù)に分類できる場合が多い。なお「軍団」との名稱は、対象分野となる業(yè)界でのニーズの掘り起こしから研究開発、営業(yè)、アフターサービスなどに一環(huán)して取り組むことを示すものだ。軍組織の「自己完結(jié)性」になぞらえただけで、業(yè)務(wù)內(nèi)容が軍事に関係するわけではない。
ファーウェイが発表した第1四半期、上半期、第1-3四半期という年初來の數(shù)字に基づいて各四半期の売上高を計算したところ、22年第1四半期(1-3月)の売上高は前年同期比13.9%減の1310億元(約2兆6600億円)、第2四半期(4-6月)は同1.4%増の1706億元(約3兆4700億円)、第3四半期(7-9月)は同6.5%増の1442億元(約2兆9300億円)だったことが分かった。
同社の四半期ごとの売上高は22年第2四半期には前年同期比で「減」から「増」に転じ、第3四半期には「増」の傾向がさらに強(qiáng)まった。(翻訳?編集/如月隼人)
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