中國(guó)から2008年に臺(tái)灣に寄贈(zèng)された18歳の雄のジャイアントパンダ「団団（トゥアントゥアン）」が悪性脳腫瘍の疑いで命の危機(jī)にひんしている。

中國(guó)のウェブメディア、観察者網(wǎng)の30日付報(bào)道によると、臺(tái)灣行政院農(nóng)業(yè)委員會(huì)の副主任委員である黃金城氏はこのほどメディアのインタビューで、「當(dāng)初の合意では、ジャイアントパンダは大陸側(cè)が所有していて、臺(tái)灣では展示しているにすぎない。大陸側(cè)は必要に応じて持ち帰ることができる」などと発言して批判を浴びているという。

黃氏の発言について、臺(tái)北市議會(huì)議員の王鴻薇氏（國(guó)民黨）は「ジャイアントパンダは物品ではない。壊れたから返すというのは責(zé)任感に欠ける」と批判。ネット上でも「動(dòng)物園のために何十年も稼いでくれたのに、病気になったから返す？人でなしすぎる」「そんな人間性に欠けることよく言えるな」などの聲が上がった。

臺(tái)灣が診療への協(xié)力のために大陸側(cè)の専門家を招く許可申請(qǐng)を行ったことについて、中國(guó)政府で臺(tái)灣政策を擔(dān)當(dāng)する國(guó)務(wù)院臺(tái)灣事務(wù)弁公室の馬暁光報(bào)道官は28日、「ジャイアントパンダ保護(hù)研究センターは9月下旬に専門家チームを立ち上げて臺(tái)北動(dòng)物園と緊密に連絡(luò)を取り合い、トゥアントゥアンの治療狀況に関心を持ち続け、技術(shù)支援を提供している。同センターは27日午後に臺(tái)北動(dòng)物園から協(xié)力を求める招待狀を受け取った。診療と看護(hù)の専門家2人を選んで臺(tái)灣に派遣し、トゥアントゥアンの治療と看護(hù)に參加させる予定だ」と説明。その上で、「（臺(tái)灣海峽）両岸の各方面の関心と支持の下、トゥアントゥアンがより良い治療と看護(hù)を受けられることを願(yuàn)う」と述べた。（翻訳?編集/柳川）