2022年11月1日、中國(guó)メディアの光明網(wǎng)は、韓國(guó)のサムスン電子とSKハイニックスが第3四半期決算で、営業(yè)利益を大きく下げたことを受けて、「韓國(guó)の半導(dǎo)體産業(yè)が想定よりも早く『冬入り』する可能性がある」と伝えた。

記事は最初に、サムスン電子とSKハイニックスの第3四半期決算報(bào)告の內(nèi)容について紹介。サムスン電子が先月27日に公表した今年7～9月期の決算報(bào)告によると、売上高が前年同期比3．79％増の76兆7800億ウォン（約7兆9936億円）だったが、純利益は前年同期比23．62％減の9兆1000億ウォン（約9400億円）だった。その內(nèi)、半導(dǎo)體部門の営業(yè)利益は前年同期比48．7％減の5兆1200億ウォン（約5282億円）だったという。一方のSKハイニックスが先月26日に公表した今年7～9月期の決算報(bào)告では、売上高が前年同期比6．9％減の10兆9800億ウォン（約1兆1439億円）で、営業(yè)利益は前年同期比60．3％減の1兆6600億ウォン（約1730億円）だった。

記事では、第3四半期の世界のスマートフォン市場(chǎng)が前年同期比で9％縮小し、14年以來(lái)最大の落ち込みを記録したことや、サムスン電子が保持していた半導(dǎo)體売上世界1位の座を臺(tái)灣のTSMCに明け渡したことに言及し、「新型コロナの流行とインフレーションにより、消費(fèi)者の購(gòu)買意欲が弱くなり、パソコンやスマートフォンなどの電子製品の需要が大幅に下落した」ほか、サムスン電子とSKハイニックスがそれぞれ170億6000萬(wàn)ドル（約2兆5120億円）と249億ドル（約3兆6674億円）を中國(guó)の生産拠點(diǎn)に投資していることに觸れ、「米國(guó)の対中半導(dǎo)體輸出制限も韓國(guó)半導(dǎo)體企業(yè)の発展を妨げている」と指摘し、「韓國(guó)の総輸出額の5分の1を占める半導(dǎo)體産業(yè)の不振は、世界的な景気低迷と米國(guó)の半導(dǎo)體対中輸出規(guī)制などの複合的な要素に原因がある」と論じた。

記事によると、業(yè)界內(nèi)では半導(dǎo)體産業(yè)の需要低迷は23年まで続くと見(jiàn)ており、貸付金の利息の急激な上昇にしたがって、企業(yè)のデータセンターなどへの設(shè)備投資も減少し、年末にはサムスン電子とSKハイニックスの在庫(kù)が過(guò)去最大を記録すると予想されている。

記事は最後に、サムスン電子とSKハイニックスの今後の対応について紹介。サムスン電子の関係者は「來(lái)年はマクロ経済の不確実性が続くと予想されるが、一部の需要回復(fù)は可能とみている」「半導(dǎo)體産業(yè)はもうすぐ厳冬に入るとしても、サムスン電子は先端工程?新規(guī)応用先の拡大計(jì)畫を推進(jìn)し、高付加価値製品の需要に対応して逆転を狙う準(zhǔn)備をする」と積極的な姿勢(shì)を見(jiàn)せているという。一方のSKハイニックス側(cè)は「23年の設(shè)備投資は前年比50％以上削減する計(jì)畫」「収益性の低い製品を中心に減産」「市場(chǎng)の需要と供給のバランスが戻るよう、投資と生産ペースの縮小をしばらくの間維持する」と明らかにしている。（翻訳?編集/原邦之）