2014年6月27日、米華字メディア?多維新聞によると、中國の習(xí)近平（シー?ジンピン）國家主席が7月3?4日に韓國を訪問することについて、韓國メディアが注目している。

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習(xí)國家主席の訪韓は昨年3月に國家主席に就任後初めて。これまで中國國家主席が就任後、まず先に北朝鮮を訪問し、その後に韓國を訪問してきた慣例を破った點で大きな注目を集めており、各メディアがさまざまな憶測を報じている。

韓國のテレビ局は、習(xí)主席の訪韓は金正恩（キム?ジョンウン）第1書記にとって大きな負(fù)擔(dān)になると報道。金第1書記はできる限り早期の中朝首脳會談の実現(xiàn)を望んでいるが、今回韓國に先を越されたことで不快感を抱いていると分析した。

韓國紙?亜州経済は「習(xí)主席の訪韓の意義は重大。中國では江沢民（ジアン?ザーミン）體制以降、習(xí)主席が北朝鮮訪問よりも韓國訪問を優(yōu)先した初めての最高指導(dǎo)者だ」と報じた。

こうした報道に対し、中國外交部の秦剛（チン?ガン）報道官は27日、「朝鮮半島問題に関しては、中國は近隣國家として一貫して客観的で公正な立場を取っている。中國は朝鮮半島の平和的な安定維持のために盡力しており、南北雙方の関係改善を支持している。中朝、中韓関係の健全で安定した発展の推進(jìn)は三方の利益に適合するだけでなく、朝鮮半島と地域の平和や安定、繁栄に役立つ」と語るにとどめた。

一方、習(xí)主席が日本よりも先に韓國を訪問することについても注目が集まっている。近年、中國と日本は領(lǐng)土問題や歴史問題で摩擦が絶えず、日中首脳會談が実現(xiàn)する見通しは立っていない。こうした観點から見ると、習(xí)主席の今回の訪韓は慰安婦など歴史問題での中韓両國の連攜をさらに強(qiáng)化することになるだろう。

また、習(xí)主席が中韓関係発展の青寫真を持ち出し、両國の経済発展をより一層推進(jìn)するかどうかも注目される。習(xí)主席は大規(guī)模な経済代表団を同行させる予定で、両國が大型の経済協(xié)力契約を締結(jié)する可能性は高い。さらに、両國首脳がいずれも関心を寄せている中韓自由貿(mào)易協(xié)定（FTA）交渉についても、大幅に前進(jìn)することが期待されている。（翻訳?編集/HA）