2022年11月2日、中國(guó)中央テレビ（CCTV）の微博アカウントは、韓國(guó)ソウルの梨泰院で発生した雑踏事故について、事故発生の4時(shí)間前に危険を指摘する警察への通報(bào)が複數(shù)寄せられていたことが明らかになったことを報(bào)じた。

記事は、事故が発生した10月29日に地下鉄梨泰院駅で下車した人の數(shù)が1年前の3倍余りに達(dá)していたと紹介。人の流れがあまりにも多かったことで、事故発生の4時(shí)間前から警察に規(guī)制措置の実施を求める通報(bào)が次々と寄せられていたものの、11件の通報(bào)に対して警察が対応したのは4件にとどまり、しかも本腰を入れた対策を講じなかったと伝えた。

また、事故後の同31日に設(shè)置した、事故現(xiàn)場(chǎng)付近で見つかった遺失物の受け取りセンターには膨大な數(shù)の衣服や靴が所狹しと並べられており、當(dāng)時(shí)の人の密集ぶり、混亂ぶりがうかがえることを紹介している。

この件について、中國(guó)のネットユーザーは「もし事前にしっかり対策を講じていれば、別の結(jié)果になっていたかもしれない」「4時(shí)間も前から通報(bào)があったのに動(dòng)かなかったとは。それで156人の命が奪われたというのはとても恨めしい」「自分の親しい人を失ったらとても心が痛むだろう。このような悲劇が世の中からなくなってほしい」「セウォル號(hào)の悲劇を思い起こしたよ」「子どもたちに人が密集した場(chǎng)所にできる限り行かないように教えよう」といった感想を殘している。（翻訳?編集/川尻）