2022年11月8日、中國のポータルサイト?百度（バイドゥ）に、「日本の半導(dǎo)體は再び落とし穴にはまるかもしれない」とする文章が掲載された。

文章は、かつて半導(dǎo)體産業(yè)の王者として君臨するもその後衰退していった日本が、最先端技術(shù)である2ナノメートル技術(shù)による半導(dǎo)體製造で挽回を期していると紹介。「これは一見良いことのように思えるが、真相を知るとそうではないことがわかる。日本は再び落とし穴にはまろうとしているのだ」とした。

そして、今年に入って米國が日本を半導(dǎo)體の共同開発に抱き込もうとしており、先日には日本が3500億円を投じて米國とともに先進(jìn)半導(dǎo)體研究センターを設(shè)立し、2025?30年までに2ナノ技術(shù)半導(dǎo)體の量産を目指す方針を打ち出したと伝えた。また、3500億円という額は米ドルに換算すれば24億ドル程度であり、歐州や米國が100億ドル、1000億ドル?yún)g位での投資を行っているのに比べて少ないものの、あくまで単一の先進(jìn)技術(shù)に対する投資であること、工場建設(shè)や材料確保向けには別途資金を調(diào)達(dá)することから総じて見れば決して低い金額ではないと評している。

その上で、日本が落とし穴にはまる可能性があるとする理由について「今回の米國との提攜は、日本が技術(shù)を提供する側(cè)ではなく、資金を提供する側(cè)であるからだ」とし、日本の製造技術(shù)がすでに時代遅れとなっているために今回の提攜では米國企業(yè)であるIBMの先進(jìn)技術(shù)が用いられる見込みであり、「事実上、米國が日本というスポンサーを見つけた」にすぎないと主張。技術(shù)を持たない日本は今回の提攜の中で、米國の全面的な主導(dǎo)の下で米國産半導(dǎo)體の取次業(yè)者としてその技術(shù)開発を支援するという受動的な立場に甘んじることになるだろうと予測した。

文章は「日本はおおかた、かつて米國がどんな手段で日本の半導(dǎo)體企業(yè)を壊してきたのかを忘れてしまったのか。まさか、彼らは米國が先進(jìn)的な技術(shù)をシェアしてくれると本気で期待しているのだろうか。技術(shù)をシェアしたとしてもそこには一定の限度、留保があり、相手から首を押さえつけられるというのに」と結(jié)んでいる。（翻訳?編集/川尻）