2022年11月10日、韓國?ハンギョレによると、世界で最も高級(jí)なブドウとされる石川県産「ルビーロマン」が韓國に流出したとみられていることに対し、韓國の栽培農(nóng)家から困惑の聲が上がっている。

記事によると、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で韓國でルビーロマンを栽培?販売することは法的に問題がない。韓國の國立種子院は「韓國で品種保護(hù)登録がされないまま登録可能期間（6年）が過ぎてしまったため、誰でも栽培?販売が可能だ」と説明した。

國立種子院関係者は「韓國では20年11月に初めてルビーロマンの生産?販売の屆け出があったが、この時(shí)點(diǎn)ですでに品種保護(hù)登録期間が終了していたため屆け出を受理しない理由はなかった」と話した。ルビーロマンの生産?販売の屆け出をした韓國の農(nóng)家は27カ所に上るという。

最近日本でルビーロマンの苗木流出問題が浮上したことについて、國立種子院は「自國品種の流出頻度が増え、これに対する権利を強(qiáng)化するために日本が持ち出してきたイシューではないか」と指摘した。現(xiàn)在韓國で栽培されているルビーロマンの苗木はほとんどが中國から入ってきたものとみられている。

韓國のルビーロマン栽培農(nóng)家のイさんは「急に日本から苗木を盜んだ泥棒のように扱われ、あきれている」とし、「國家機(jī)関である國立種子院に合法的に生産?販売の屆け出をした」と悔しさを吐露した。

イさんは18年に中國から入ってきたルビーロマンの苗木を21年から本格的に生産し、デパートなどに納品している。イさんは「もし保護(hù)期間（6年）が過ぎていない狀態(tài)で苗木が無斷流出したのなら、それは日本の管理がずさんだったということで、中國に抗議するべき問題だ」と主張したという。

日本もこうした問題を認(rèn)識(shí)し、韓國をはじめとする各國への商標(biāo)出願(yuàn)を進(jìn)めている。商標(biāo)登録が完了すると韓國の栽培農(nóng)家はルビーロマンの商標(biāo)を使用する際にロイヤリティーを支払うことになるが、栽培や別の商標(biāo)で販売することは問題ない。韓國の特許審判院は今年8月、全羅南道のある事業(yè)者が19年9月に登録し保有していたルビーロマンの商標(biāo)権を無効としたが、これは日本ではなく韓國內(nèi)の特定人がルビーロマンに対する商標(biāo)権を獨(dú)占することに対し不満を抱いた他の種苗メーカーが審判を請(qǐng)求したものという。

この記事を見た韓國のネットユーザーは「6年も放っておいた日本側(cè)の責(zé)任が大きい。自分たちのミスを他國に押し付けないで」「登録しなかったのは日本。ルビーロマンはもう韓國のもの」「盜まれたら嫌だよね？昔の韓國はまさに同じ気持ちだった」「まずは韓國の文化財(cái)を返して」「こっちは國を奪われたのに、ブドウくらいで騒がれても…」など、特に問題視していない様子。

また「中國が間にいるのに、弱い韓國だけに言うのはひきょう」「文句を言うなら中國にどうぞ」「『ルビーロマン』が使えなくなったら『ルビーロマンス』を使えばいい」などの聲も。

一方で「6年以上過ぎていたとはいえ、盜んだものであることに変わりはない」「日本の品種を盜むのは何回目？本當(dāng)に恥ずかしい」「盜んだと潔く認(rèn)めよう」「韓國もオリジナルのブドウをつくるべき。これではキムチを盜もうとする中國を批判できない」など批判的な聲も寄せられている。（翻訳?編集/堂本）