外國人投資家が中國株離れ、韓國市場にシフトし電池?半導(dǎo)體株を大量買い

Record Korea    2022年11月12日(土) 7時0分

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外國人投資家が韓國株式市場で電池?半導(dǎo)體銘柄を中心に株式を大量買い、と韓國紙が報道。中國の習近平國家主席の3期目體制が発足後、中國市場から韓國市場にシフトしているとみられる。寫真は深セン証券取引所。

外國人投資家が韓國株式市場で電池?半導(dǎo)體銘柄を中心に株式を大量に買っている、と韓國紙が伝えた。米中対立の激化で恩恵を受けると期待される業(yè)種を中心に外國人の買い攻勢が集中。中國の習近平國家主席による3期目の體制発足後、外國人投資家が中國株式市場を離れ、韓國株式市場にシフトしているとみられる。

朝鮮日報によると、韓國取引所のデータで外國人は直近の1カ月(10月4日~11月4日)にメインボードの有価証券市場だけで4兆5425億ウォン(約4780億円)の株式を買い越した。

外國人は今年上半期だけで16兆ウォンを売り越し、株価下落を主導(dǎo)した。外國人投資家離れで韓國総合株価指數(shù)(KOSPI)は年初來21%下落した。しかし、外國人の資金が戻り、KOSPIも反発し始めた。10月以降、外國人の買い越しでKOSPIは1カ月で9%上昇した。

最近1カ月で外國人投資家は半導(dǎo)體関連株を集中的に買っている。米中対立、中臺関係緊張などで臺灣積體電路製造(TSMC)や中國の半導(dǎo)體関連銘柄から流出した資金が韓國の半導(dǎo)體メーカーに流入したとされる。

米インフレ抑制法(IRA)で恩恵を受けるとみられる電池関連株にも資金が集中している。來年米中貿(mào)易紛爭が激化し、IRAが大きな変更なく施行されるとの見方が優(yōu)勢だからだ。IRAは電池セルだけでなく原材料についても、補助金支給対象を中國以外で生産したものに限定している。

外國人による直近1カ月の主な買い越し銘柄は▼サムスンSDI(9327億ウォン)▼LGエナジーソリューション(6861億ウォン)▼ポスコケミカル(1522億ウォン)―などだ。同じ期間に株価はサムスンSDIが32%、LGエナジーソリューションが33%、ポスコケミカルが36%それぞれ上昇した。

記事は「中華圏の株式市場から離脫した外國人投資家が韓國、インドなどを代替投資先としてとらえているとの見方も示された」と言及。習近平政権3期目に対する懸念が高まり、いわゆる「チャイナラン」(中國回避)が起きているためだ。

ハイ投資証券のアナリスト、パク?サンヒョン氏は「習近平3期目體制発足と共に進んだ人民元売りや中國のクレジット?デフォルト?スワップ(CDS)のプレミアム上昇はやや収まったが、安心する段階ではなく、中國経済の低成長と信用リスクの解消までには相當の時間がかかる可能性が高い」と説明。「中長期的に『チャイナラン』リスクが起きかねない世界経済と産業(yè)再編、主導(dǎo)権の変化に注目しなければならない」と指摘した。(編集/日向)

※記事中の中國をはじめとする海外メディアの報道部分、およびネットユーザーの投稿部分は、各現(xiàn)地メディアあるいは投稿者個人の見解であり、RecordChinaの立場を代表するものではありません。

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