中國共産黨系の環(huán)球時(shí)報(bào)（電子版）は15日、米國の対中半導(dǎo)體制限が同盟國を悩ませるとする記事を掲載した。

米ブルームバーグの報(bào)道を引用して伝えたもので、バイデン米大統(tǒng)領(lǐng)は、対中政策で「味方しないなら敵と見なす」としたトランプ前大統(tǒng)領(lǐng)のアプローチの放棄を公約に掲げて就任した。だが実際には、技術(shù)をめぐる世界的な対立が深まる中でパートナー諸國に対し、どちら側(cè)につくかの決斷を迫っている。

先月発表された半導(dǎo)體と半導(dǎo)體製造裝置の対中輸出に関する広範(fàn)な規(guī)制は、バイデン政権が地政學(xué)的に主要ライバルと見なす中國に対するアプローチの見直しを示すものだ。中國政府の試練となるだけでなく、同盟國にも難題を突き付けている。

最先端の半導(dǎo)體製造に必要な裝置の一種で実質(zhì)的に獨(dú)占狀態(tài)にあるASMLホールディングの本拠地、オランダでは、米國がオランダに対して「いじめっ子」のように振る舞っていると、消息筋は指摘する。オランダのルッテ首相は今週、半導(dǎo)體強(qiáng)國の韓國を訪問する予定であり、輸出規(guī)制が重要な議題になるとみられる。日本政府も國家主権が軽視されているのではないかと當(dāng)惑している。

米國の當(dāng)局者は、パートナーが參加しない場(chǎng)合、輸出管理規(guī)則は時(shí)間の経過とともにその効力を失うと繰り返し述べてきたが、米國が潛在的な罰則を用いて他國に順守を迫るなら、政治的または経済的な理由で北京と対峙（たいじ）することをあまり望んでいない歐州とアジアの揺れ動(dòng)く國を遠(yuǎn)ざけることになる。従って、現(xiàn)時(shí)點(diǎn)で協(xié)議が合意に達(dá)する兆候はない。（翻訳?編集/柳川）