2014年6月30日、サッカーW杯ウルグアイ対イタリア戦で、ウルグアイのスアレスがイタリアのキエッリーニとゴール前でポジション爭(zhēng)いをした。スアレスはキエッリーニの肩に歯をぶつけ、かみつきと見(jiàn)なされた。キエッリーニがユニフォームをまくって審判に「かまれた」とアピールする寫真は、サッカーファンの注目を集めた。口を開(kāi)けたスアレスをかたどった栓抜きが、すでに國(guó)內(nèi)外の通販サイトに登場(chǎng)している。北京青年報(bào)が伝えた。

【その他の寫真】

▼スアレスの栓抜き、ネット通販に登場(chǎng)

スアレス栓抜き、がぶりと痛快、一口でOK――ネット通販に、「スアレス栓抜き」という商品が登場(chǎng)した。製品の畫像では、口を開(kāi)けたスアレスのキャラクターと栓抜きが一體化している。このユーモアあふれる創(chuàng)作作品は、ネット上で注目を集めた。ネットユーザーは、最も創(chuàng)意あふれるジョークだとコメントした。

▼予約販売を受付

數(shù)元（1元は約16円）で購(gòu)入できる一般的な栓抜きと異なり、W杯の熱狂を利用した「スアレス栓抜き」は割高だ。ネット通販?タオバオでは、同商品が數(shù)百元から1萬(wàn)元（數(shù)千円から約16萬(wàn)円）で取引されている。20數(shù)店が同製品を取り扱っており、予約が一定數(shù)に達(dá)してから販売するとしている。店舗の管理人の歐陽(yáng)（オウヤン）氏は、「畫像をアップしたが、なかなかの反響だ。ネット上にアップした商品の畫像はCGで作った見(jiàn)本で、実際の製品の畫像ではない。商品を掲載してから、問(wèn)い合わせをしてくる人が増えた」と語(yǔ)った。

歐陽(yáng)氏は「とんでもない値が付けられているが、コストがそれほど高いわけがない。製品は現(xiàn)在、予約販売のみの提供となっている。気になった方はブックマークに追加し、注目し続けて欲しい」と述べた。歐陽(yáng)氏がアップデートした商品の畫像を見(jiàn)ると、赤のユニフォームを著たスアレスが口を開(kāi)き、ビール瓶の栓に飛びかかろうとしている。人形の足には、攜帯に便利なチェーンを取り付ける場(chǎng)所がある。

▼肖像権の問(wèn)題も

歐陽(yáng)氏は、「栓抜きのアイデアはウルグアイとイタリアの試合から得た。ウクライナのスアレスは試合中、相手選手にかみ付いた。私は友人と試合を見(jiàn)ていたが、商売を手がけている友人がこれまでのスアレスの行為を思い出し、それをモチーフに栓抜きを作ることを考えた」と説明した。

歐陽(yáng)氏とその友人はこのアイデアを元に、CGで作った畫像をアップデートした。歐陽(yáng)氏は「今は肖像権に悩まされている。栓抜きを生産するのは簡(jiǎn)単だが、本當(dāng)にスアレスのイメージを使い生産するならば、肖像権が問(wèn)題になる。許可なく使用すれば、権利侵害になる。スアレスをキャラクター化したり、その他のキャラクターを使用すれば、當(dāng)初のアイデアとはかけ離れたものになる」と悩ましそうだ。

歐陽(yáng)氏は、「この製品は普通の平らな栓抜きとは異なり、てこの支點(diǎn)を見(jiàn)つけにくい。人形を使った栓抜きは見(jiàn)栄えが良いが、使用効果については検証する必要がある。友人はこの商品を生産し、ファンに提供するため努力するはずだ」と語(yǔ)った。（提供/人民網(wǎng)日本語(yǔ)版?翻訳/YF?編集/武藤）