サッカーのワールドカップ（W杯）カタール大會(huì)で、日本が優(yōu)勝4回を誇る強(qiáng)豪ドイツを破る金星を挙げたことについて、中國(guó)では「日本はなぜドイツに勝利できたのか」が大きな話題になっている。そうした中、中國(guó)メディアの澎湃新聞は勝利の背景に「14秒」を研究し続けたことがあると分析した。

23日に行われた試合、日本は33分にGK権田修一が與えたPKをギュンドアンに決められ先制を許す。その後もボールを支配され、幾度となく決定機(jī)を作られるがなんとか1失點(diǎn)で折り返す。後半も押し込まれる展開(kāi)が続いたが、選手交代で徐々に好機(jī)を作り始めると、75分に左サイドの崩しから最後は途中出場(chǎng)の堂安律が押し込んで同點(diǎn)に追い付く。さらに8分後、板倉(cāng)滉のロングボールを見(jiàn)事なトラップで収めた淺野拓磨が持ち込み、勝ち越しゴールを挙げた。

澎湃新聞は「14秒のミスについてドキュメンタリー番組を制作して1年間研究したことで、今の日本の勝利がある」と指摘?！?4秒」とは「ロストフの14秒」のこと。前回のロシア大會(huì)で悲願(yuàn)のベスト8進(jìn)出をかけて戦ったベルギー戦で、日本のコーナーキックから高速カウンターによる逆転ゴールを決められるまでの時(shí)間と試合が行われた場(chǎng)所からそう呼ばれ、NHKが當(dāng)時(shí)の狀況を分析するドキュメンタリー番組を制作した。

同記事は「2-1でドイツを破った日本は世界を刮目させた。彼らの規(guī)律を重んじるサッカー、多くの選手が歐州リーグでプレーしたことで、ようやく今回の素晴らしい光景を?qū)g現(xiàn)させた」とした上で、「日本サッカーはこれまで繰り返し失敗の経験を総括してきた。18年のロシア大會(huì)で日本は2-3でベルギーに敗れ、14秒の間にカウンターを受け失點(diǎn)したが、なんと日本のサッカー界はこれについて1年間も反省し研究した。あの14秒の苦痛の記憶が、今日の勝利への始まりだったのだ」と報(bào)じた。

中國(guó)のネットユーザーからは「その姿勢(shì)、素晴らしい」「日本はずっと成長(zhǎng)し続けているんだ」「勝利の裏には理由がある」「努力をする人を天は裏切らない」「日本は歐州の國(guó)にフィジカルで劣っているが、これはしかたない。戦術(shù)や技術(shù)では負(fù)けていない。あとはボールを奪い切れるか。前回大會(huì)のベルギー戦もそうだった。奪い切れずに最後に力負(fù)けした」「彼らはさまざまな分野でこのように深く研究する。この點(diǎn)は本當(dāng)に敬服する」「徹底的に研究するのは日本人らしいな」といった聲が寄せられた。

また、「この試合は本當(dāng)に素晴らしかったよ」「日本チームの身體能力と爆発力は確かにドイツを勝っていた。おめでとう」「ベスト8は夢(mèng)じゃない」といった聲や、「『規(guī)律を重んじるサッカー』、中國(guó)にこれは無(wú)理」「14秒の研究に1年を費(fèi)やすんなら、中國(guó)のミスを研究するには1000年以上かかるな」といった聲も上がっている。（翻訳?編集/北田）