「子供たちが…！」産業(yè)廃棄物に埋もれた貧困地域の小學(xué)校、悪臭に窓も開(kāi)けられず―四川省

2007年6月20日、劣悪な環(huán)境で勉強(qiáng)を続ける子供たちを取材するため、四川省ラン中市洗馬灘村小學(xué)校を訪ねた。

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小學(xué)校の校舎は教室が1つだけの小さなもの。比較的広い校庭は、高く積み上げたゴミの山で埋め盡くされている。教室へ入るにはゴミ山の中を通って行くしかない。

今年3月、洗馬灘村はわずか年800元（1萬(wàn)2800円）の賃貸料で、この小學(xué)校の土地をプラスチック加工工場(chǎng)に貸した。そのとたん毎日さまざまなゴミが運(yùn)び込まれ、校庭はあっという間にゴミ捨て場(chǎng)と化したという。このゴミから出る悪臭と無(wú)數(shù)のハエのために、子供たちはどんなに暑くても窓を開(kāi)けることができない。もちろん校庭で體育の授業(yè)もできない。

ラン中市は中國(guó)國(guó)內(nèi)の貧困地域に屬し、全市人口86萬(wàn)人のうち30萬(wàn)人が長(zhǎng)期間出稼ぎにでている。子供達(dá)の世話をするのは年老いた祖父や祖母、隣村の環(huán)境の良い學(xué)校までは片道5kmの山道でとても送り迎えはできない。子供たちが安心して勉強(qiáng)できる環(huán)境を與えることはできないものだろうかと、村人たちは頭を抱えている。（翻訳?編集/本郷智子）