中國メディアの中新経緯は25日、「サッカーワールドカップ（W杯）カタール大會で中國企業(yè)が最大のスポンサーになったのはなぜか」との記事を掲載した。

記事は中國企業(yè)による?yún)f(xié)賛金は13億9500萬ドル（約1930億円）に達すると述べ、「米國企業(yè)を上回る今大會最大のスポンサーだ。『中國企業(yè)の広告がW杯の會場を包囲している』と言える」と指摘。また、世界経済の悪化、感染癥、地政學(xué)的対立の影響に直面する中、中國企業(yè)はなぜこれを成し得たのかと問い掛けた上で、ポジショニング戦略専門家で上海九徳定位コンサルタント會社の創(chuàng)始者?徐雄?。ē伐濠`?シオンジュン）氏が「全體的に言うと世界経済は景気後退に向かっているが中國経済、特に中國企業(yè)は上昇期にある」とコメントしたことを伝えた。

徐氏は中國企業(yè)の背後に巨大な國內(nèi)市場があることに言及し、國內(nèi)市場のシェアに海外にすでにある市場基盤が重なったことが海信集団（ハイセンス）、維沃移動通信（vivo）、小米（シャオミ）、華為技術(shù)（ファーウェイ）のような企業(yè)を育てたとの考えを示した?！负Ｍ馐袌訾艘欢à位Pを持つ中國企業(yè)が4年に1度のW杯を見逃すはずはなく、『ハイライトの時』を選んで力を注ぐ必要がある」のだという。

カタール大會では大連萬達グループ、蒙牛乳業(yè)、ハイセンス、vivoが上位2種類のスポンサーになっており、徐氏は「もともと中國のトップ企業(yè)。しかも世界で市場を広げる発展段階にある」とも指摘した。

記事によると、W杯をはじめとする國際大會で中國企業(yè)が利益を得ていることはデータから分かり、UEFA歐州選手権のスポンサーとなったvivoは1年間で歐州市場でのシェアを大きく伸ばしたという。（翻訳?編集/野谷）