2022年11月29日、環(huán)球時(shí)報(bào)は、日本で中高年者の多くが中國(guó)に対してネガティブな印象を持っているのに対し、若年層は中國(guó)についてポジティブなイメージを持っているとする文章を掲載した。

文章は、日本の內(nèi)閣府が実施した世論調(diào)査では9割以上の日本人が現(xiàn)在の日中関係に不満を抱いていることが明らかになったと紹介。中國(guó)に対する好感度は世代間で大きく異なり、中高年者の間で低い數(shù)字にとどまっている一方で、特に30歳以下の若い世代においてはここ數(shù)年の調(diào)査でいずれも中國(guó)に親近感を覚える人の割合が4割前後に達(dá)する結(jié)果が出ているとし、その背景について考察した。

まず、若い世代は學(xué)生時(shí)代に中國(guó)に觸れる機(jī)會(huì)が多くなっているとし、東京大學(xué)など著名大學(xué)で中國(guó)語(yǔ)を第二外國(guó)語(yǔ)に選ぶ學(xué)生の數(shù)が3?4割と各種言語(yǔ)の中で上位に入っているほか、日本政府が留學(xué)生の受け入れを積極的に進(jìn)めてきたことでキャンパス內(nèi)に中國(guó)人學(xué)生が増え、日中両國(guó)の學(xué)生が一緒に學(xué)んだり交流したりする光景が隨所に見られるようになったと伝えた。

次に、日本企業(yè)において中國(guó)関連業(yè)務(wù)が増え、中國(guó)人従業(yè)員數(shù)も増加したことで、両國(guó)の青年層による交流がより一層緊密になったと指摘。また、近年では中國(guó)企業(yè)が続々と日本に進(jìn)出し、現(xiàn)地化を積極的に進(jìn)めていることで、日本の青年が中國(guó)の職場(chǎng)文化に觸れる機(jī)會(huì)も増えているとした。さらに、新型コロナ前に中國(guó)人観光客が大勢(shì)日本にやってきたことも、日本の青年にとっては中國(guó)に觸れる機(jī)會(huì)が増える結(jié)果になったとしている。

このほか、中國(guó)生まれのショート動(dòng)畫サービスやニューメディア、モバイルゲームが日本の若年層に広く歓迎されていると紹介。インターネット時(shí)代に育った日本の青年は、「中國(guó)」に対して決して疎遠(yuǎn)ではないと伝えた。

文章は日本の若い世代の対中観はより「脫政治化、脫イデオロギー化」しているのに対し、多くの日本の中高年者は政治的、イデオロギー的な古い思考に囚われ、テレビや新聞、ラジオなどのメディアによって構(gòu)築された情報(bào)の中で凝り固まってしまっていると主張?！副摔椁献苑证郡沥误w制の優(yōu)越性を信じてやまないため、中國(guó)の天地がひっくり返るほどの変化に適応しようがないのだ」と評(píng)した。（翻訳?編集/川尻）